50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

Category: 自分を愛する

私は野球が好き。
巨人が勝ってくれればうれしい。
好きな選手、坂本、吉川、甲斐、浜の番長、ソフトバンクの坂東くん。
高校野球の予選大会も行く。

夜、ナイターを見ながらビールを飲むのが最高、という、
昭和のお父さんみたいになってきた。

で、も。

『馬鹿じゃないの、なにやってんの』
『バントもできないの』
『フライも打てないんだ』
巨人の選手に対しての暴言がひどい。

相手チームの選手の態度が失礼だと感じた時、
猛烈な怒りを覚える。

良くない。
楽しむために観ているのに、なに。
そんな自分がほんとうに嫌になってきた。

で、ある時思った。

確かに、この人は憎たらしいかもしれない。
ただ、この暑い中、自分のやるべき仕事をやっている。
お客さんを、視聴者を、楽しませているのは事実。

それに引き換え、私はどうだ。

ただ観ているだけ。

それに文句を言い、気分を悪くするなんて、
言語道断。

私は、私も、自分のやるべきことをやろうじゃないか。

たとえば?

白髪を自分でサロンの合間に染めることだって始めなきゃならないだろうよ、
掃除機だって、もう少し、頻繁にかけたらどうだ。

糠みそだって、そろそろかき混ぜる時間だ。

カスピ海ヨーグルトも作らなきゃよ。

庭、猫じゃらしが伸びてますし・・・。

これだよね。

女というのは、幸せな生き物だ。

やることがある。

いつだって、私を待ってる何かがある。

赤ん坊の世話がなくたって、
私がいなきゃとんでもないことになってしまう何かがある。

だから、つまり、そんなに夢中にならないで済んでしまう。

のめり込まないでそこそこ楽しむすべを知っている、のだ。

といいつつ、あー、今夜も楽しみだー。

おつまみを考える。

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三月の還暦同窓会から、しばらく余韻が覚めなかったのは、
亡くなった人がたくさんいたことを知ったから。
生きていること、実存していること、
それは、すばらしいことなのだ。

服とか、カバンとか、靴なんかどうでもいい。
生きて、参加できたら、おめでとう!なんだ。

中学時代は、
みんな当たり前に子どもで、恋も知らない、
無垢な妖精みたいだった。
それなのに、会えずに亡くなってるなんて、寂しいよ。

集まったみんなは、自分も含めて、先生と見まがえるおじさん、
おばさんになっていて、ほんとうに衝撃だった。

13歳だったのに、60歳よ?

ついこの間、40歳だと思っていたら、あっという間に60歳。

定年よ?

定年するとか、延長するとか、年金だとか、そんな話。

人生は早い。

まだ、「夢」をみていたいのに。

まだ、「将来」を語り合いたいのに。

さて、
私は早生まれだから、60になるのは来年だが、
親友は今月60になる。
その近辺に、今度は高校の還暦祝い同窓会なんだ。

今年はもう、還暦イヤーよ。
高校時代は、もう「無垢な妖精」じゃなくて、
思春期、反抗期だったし、そんなに緊張しない。
顔にパックもしていない。
親友たちと会えたら、良しとする。

で、思ったの。

同窓会で一番会いたい人って、「自分」なんだなって。
自分がどんなことを展開するか、
見たいのかも。

中学時代の同窓会では、静かに上品にしたかったのに、
めっちゃ飲んではしゃいで、大騒ぎしちゃったよ。

意外だったわ~。

こんなに普段疲れていのに、よくやるよって感じ。

で、高校編。

普通に、そんなに飲まないで、一次会でさっと帰りたいって、
今の私は思う。

でも、また弾けちゃうのだろうか。

どんな自分に会えるか。
報告を、こうご期待。

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人生最大級の美容を(自分なりにささやかながら)
施していたあたしに神が与えし試練とは、
胃腸炎である。

大流行中ではあったものの、どこでもらったのか。

胃腸炎、それはとっても辛い。

つわりみたい。

医者へ行き、薬をもらう。

仕事も休む。

食べられない、そして辛い症状。

4キロも痩せ、顔はシワっぽくなってきた。

何故。ああなぜ、神よ!

いや、もうシワでもシミでも良いだろう。

行けるの?私?って感じ。

服も靴もカバンも、
少しでも見栄をはりたかったが、
買いになんかいけやしない。
そもそもどーでも良い、という気分に支配された。

しかし、それでもこの思いは一途だった。

『同窓会に行きたい‼️』

飲みたいだの、おしゃれをしたい、はもうどうでも良い。
でも行きたいのだった。

それくらい、私にとって、今回の同窓会は重要だった。

何故?好きな男に会いたいから?

いいえ、事前の出席者名簿を見たら

交換日記をしていた彼は欠席だったし、

そういうラブごとではないの。

『還暦』
という人生の節目を迎える同級生に、
是非とも会いたかった。

そして何より、自分史を生業とする私としては、
自分をそこに出席させて、
何かを感じさせなくてはならなかった。

かくして、その日は、
花冷えのすごいやつがやってきた。

私は仕事でよく着ている、
ユニクロのタートルネックのセーターを着た。

どんなに寒くても飲み会とか、
勝負時には、着ない事を信条としていたが、
病み上がりの身には必須であった。

で、大雨ね。

ちょっとおしゃれな合皮のブーツをはいて、
パンプスは持参したわ。
向こうで履き替えた。

タートルネックだけど、パンプスは履かせて。

で、娘が頑張れってくれた
フェイスマスクをしてから、
化粧をした。

結構顔色も良く、
元気そう!

行くだけで良いんだよ、
お酒を飲もうなんて欲を出すな。

かくして、向かった。

駅で仲良し4人組て待ち合わせ!
顔を見た瞬間、
『きゃーっ』ってなってスイッチオン!

ビールを浴びるほど飲み、
三次会まて参加し、
歌い、
飲まなかった同級生に送って車でもらい、
帰宅したら2時前くらい?

すっごく飲んで、酔っていたけど?私は自分に言ったよ?

お前ってやつはまったくすぐ調子に乗るんだから!って。

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感動した。
2025年トップ5に入ることは間違いない感動の一日だった。
中学校の同窓会があった。
今年度、我々同級生はついに還暦を迎える。
それを記念して、幹事さんが計画してくれた。

最初にお知らせが来たのは、同級生からのLINEで、
公式アカウント?みたいな同窓会のお知らせLINEが転送されてした。
(わかります?)
個人と幹事さんに繋がるLINEである。

半年以上前の8月のこと。

あー、三月?いけるかな?
土曜日か?
あ、何にもなさそう、、、

親友2人にLINEを拡散。

成人式に一回同窓会があり、やって、それから40年ぶりの同窓会だって!
それも還暦イヤー、
人生最大級の良い状態で行きたい、と思った。

何それ?

まず顔のシワとシミを消したい。
整形は無理だから(歯医者も恐怖、人に顔をいじられたり、何か薬を入れるのも無理)
化粧品だ。
肌の状態が良くなることはわかっているが、ベタベタして、顔が布団や枕にくっついたりして、使い勝手が面倒だから、やめていた自然派化粧品
を、
うん万円ぶんも購入。
週一やれば良いパックを毎日笑

洗顔も泡立てて頑張った。



成果は割とすぐに出た?
おでこのシワ、顔のくすみ、手が白くなったし、
ツヤツヤしてきた。

プール、ヨガに励み、
内側からも輝くように!
いいぞ!人生最大級の笑顔で!

そんなこんなで三月がやってきた!
娘は誕生日プレゼントに、
パックをくれた。
オーガニック系の、なんか良さげなやつ。

でも、あたし、自分のあるしさー、
相互で、かぶれたりしない?
ここへ来て違うパックして、大丈夫かな?
なんて思った。
恐る恐るやったからか、
3分って書いてあるのに30分くらいそのままにしたからか、
なんとなく顔に刺激があった。

そんなこんなで、
同窓会10日前に、
事態は思わぬ方向へ流れていくのであるが。



超面倒でやめていた泡洗顔も、
こういうやつ、100円ショップで買ってやれば、
続けられた。

さて、服どうするよ?
バッグは?
靴は?

ウキウキしていたあたしに、
運命は冷たい試練を与えたのである。

つづく
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親友二人との忘年会で、
私はミスをおかした。

なに?

飲み放題にビールがないけど良い?

と聞かれて、

いいよって言ってしまった。

たまにはビールじゃなくてもいいかって思ったから。

しかし、どうした私。

酔えなくて、話に盛り上がりがなくて、

つまらなかった。

あの二人と飲んでつまらなかったら、

私の人生に笑いが半減するっていう。

何故か?

ワインだの、
シャンパンだの、

外で飲みなれていないお酒を飲むのが怖くて、

舐めるようにしか飲めなかった。

チキンだわ。

でも、前にシャンパン飲みすぎて、
一週間くらいお酒が飲みたくなくなってしまったから。

って、どうでもいいね、こんな話・・・。

要するに、

私は自分が思うよりもビールの愛好者だったってこと。

私のお酒の楽しさは、ビールによってもたらされていたのだと。

それなのに、ビールがなくても楽しめると思った私が馬鹿だった。

帰ってきて、ビールを飲む私に、家族の冷たい視線・・・。

『飲みに行ったんじゃないの?』

ですね。

『好きなもの飲まなきゃ楽しくないよ』と夫。

ですね。



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