50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

Category: 短歌

結婚したばかりの若い友人から

こんな相談を受けました。

『夫と仲良く遊びたいのに、

夫は休みになると

独りでサーフィンに行くという。

私はIKEA行ったり

普通に2人で過ごしたいのに

とても寂しい。

だからといって海についていくのは

好きじゃないし

向こうもあまり喜ばない』

亭主元気で留守がいい、なんていうのは

まだまだ先の話のようです。

50にもなれば

この言葉を最初に叫んだ女性に

共感の嵐ですよね。

さて、

こういう場合どうしたらいいのでしょう。

お互い好きなことをして

一緒にいる時間に仲良くすれば良いと

思うけれど

新婚さんの彼女にとって

そういうわけにはいかないみたいです。

確かに、ニトリやIKEAに行けば

可愛い若いカップルが

なんやかんや

何から何まで

いちゃつきながら

買い求めています。

(シンプルライフも断捨離もまだまだ先の話!!)

彼らはこれから巣作りなんですから。

あー、ゴミになるぞー、

なんて思いながら、

半分とても微笑ましい気持ちになります。

そんな状況の中、

若い彼女に、一人で買いに行けば?

なんて言うのは

酷な話ですよね。

ただ、

そういう男っていますねー

趣味が大事な男の人

かっこいいじゃん!!

なんて他人の夫なら許せます

サーフィンなんて素敵だわって

思うけど、、、。

我が夫となれば、、、。

ましてや

新婚さんとあれば、、、。

『なんのために結婚したの?』

そう思ってしまうのも無理はないですね。

でも、

いやいやIKEAついて来られてもね。

サーフィンしたい気持ち我慢させてもね。

うーん、この際、

両方できたらいいですよね。

『午前中思い切りサーフィンしな、

午後はIKEA行こう

みたいに。

カラッと明るく言うのがコツじゃないかな。

営業取り引きみたいに。

あれ?

なんか俺、得したかな?

損した?

まーいーや。

みたいに。

商談成立させる

勝手に

独りで

とにかく

休みという休みには

川釣りに行きたいという男を

私は知っております。

同じ悩みを抱えていた女を

知っております。

私の妹夫婦のところ

まぁ大騒ぎしてましたわ。

新婚のころは一緒に釣りしてましたね。

しかし子ができて

『どうしてあなたばかり』

となり、

『ママも趣味もてば、やれば』

と言われる。

まーよく喧嘩してましたね。

しかし今では

『亭主元気で留守がいいって誰が言ったのかね』

の境地に。

幸い、妹夫婦には

食い道楽と旅行という共通の趣味があり

食べ放題とか、地方の名産とか

そういうのが大好き。

食べることで夫を『釣り』

釣りより家族と過ごす時間を

とっていましたね。

つまりは

両方させるようにする。

カラッと提案、商談成立させる。

これがコツですかね。
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【photo by musume】

『一日に
かならずこんなに
情熱を
見せるあなたの
子どもを産んだ』

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勤務している大学図書館が今

リサイクル図書を大量に出しております。

除籍理由は2つあって

『複本』

同じ本があるからという理由です。

そしてもう一つ、

これが悲しくなる言葉なのですが

『利用価値喪失』、、、。

読んでも書いても寂しい言葉。

更年期の私には響いちゃう

でも!

それはある機関にとっては、

という限られた価値なのですよね。

リサイクル図書は、

学生や教職員が自由に何冊でも

持ち帰って、研究に活用してもらうことが

できます。

最後まで残った本は廃棄となります。

理系の大学なので

どうしても文系の本が残りがちです。

となると、

私なんかはとても興味深く読んでしまいます。

例えば昨日出会ったリサイクル本。



思わず読んでしまいました。

1979年の本ですので

戦後の反省と

豊かさへの戸惑いの中で

各界のリーダーたちが

子育てや教養、

人生についてのアドバイスをしてくれます。

66人はもう鬼籍に入られた人ばかり。

タイムスリップして

当時の声を聴ける、

貴重な本です。

例えば、芥川賞作家の尾崎一雄氏が語る

子育て論。

近所で登校拒否をした挙句に

病死した少年について書いています。

なんでも最後に待ち望んで産まれた男子のため

家族全員で腫れ物に触るように

大事に育てて

全員が彼の下僕のようだったそうです。

案の定小学校生活に適応できず

病死してしまったとのこと。

大事にし過ぎた悲劇です。

今は子供も少なく

これと似たようなことが

たくさんあると感じました。

うちだって

娘の下僕っちゃあ、下僕ですけど。

また

かつては

大家族の中で

嫁の意見など無いに等しい環境で

大勢の大人の考えのもとで

子が育っていたことも書かれています。

そう考えると、

今は当たり前のように

密室育児で、母親という人間ひとりの

考え、意見によって子を育てるのが

なんだかとても無理なことのような気がしました。

うまくいかなくて当たり前

苦しくて当たり前

そう思いませんか?

もっとジジババ、近隣、社会に開いて

子育てした方が

楽なんだなと思ったりしました。

また

加藤タキさんのお母様、

加藤シズエさんのエッセイは

女性の社会進出以前のことが

書いてありました。

炭鉱で働く妊婦、

炭鉱の入り口でお産をする女性を見て

いてもたってもいられなくなり

加藤さんは勉強し、

避妊や家族計画の知識を訴えました。

今は当たり前のように

女性が男性と同じように快適に

働ける時代ですが

このような先輩方の努力のおかげなんだ、

と思いました。

加藤タキさんに会いたくなってしまいました。

もしこの本が最後まで残ったら

いただきたいと思います。

でも若い学生にこそ

読んでほしいから

誰かに選ばれることを祈りつつ、、、。

リサイクル図書、

皆さまの近隣図書館でも

実施していると思うので

是非、期間をチェックして下さい、

そして、

駆けつけて

価値ある本を

救い出して下さい!!

『あなたには

必要のない

価値のない

だけど彼には

至宝の女』

また歌っちゃいました

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バンズがしっとり、大好き!
久々フレッシュネスバーガー
生理の時に食べたくなります
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『終わりだと

思ってたけど

また君の

声を聞いたら

始まってしまう』

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『君のため

きれいになれる

水を飲む

シルクのかごで

集めたダイヤ』

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『なにしてる

なにもしてない

ただ蜘蛛の

作りしティアラ

庭に探してる』

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『向日葵は

さむくったって

雨だって

生きねばならぬ

向日葵にならねばならぬ』

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『雨止んだ

ちょっとの隙に

会いたくて

消えないうちに

魔法の水よ』

雨上がりがあんまり気持ち良くて

思わず歌っちゃいました!

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