50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

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夫婦喧嘩のきっかけはいつも大体同じ。

夫が厳しく息子を叱るのが嫌で、
夫に私が厳しく叱り、
夫が反抗して・・・。

もう若くないのに、かっかとして・・・。
もう別れたい・・・。
もうほんっとに嫌。

で、私は離婚することを考えてみた。
経済的な計算もした。

住むところ、
娘、息子、おやきょうだいの反応、
もっと働かなくてはならないこと。

でも、やってやろうじゃないの、
お金の問題で別れない、なんて一番情けない、と思って寝た。


翌朝、夫が満面の笑み。
私の寝起きの顔がいつもに増してブスだと言う。

ああ、やっぱり一緒がいいかも、と思った。

バカバカしいけど、この男が好きなんだ、とも思った。

となると、頭の中で勝手に計算した分、働かなくて良くなって、
すごくうれしくなった。
ああ、夫に感謝って。

夫婦がうまくチームとして機能したら、
無敵だなと思った。

うまくやるコツは、
一度、徹底的(でもないか)に、
離婚後の計算をしてみることをお勧めする。

このままいいチームにして、
好きなことをやれるほうが幸せって気づくから。




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夫が大好きな、会社の先輩とイタリアンに飲みに行ったそうです。

その先輩は、とても洒落た人。
そう、夫と正反対。

普段、奥様と行っているという 

この店で『なんでも好きなものを頼め』と言われたそう。

夫は慣れない雰囲気の店で、
メニューを見て首をひねっていると、
『何が好きなんだ?』

『ピザとパスタ』と
とりあえず知っている語彙を出した夫。

そうしたら、
先輩が、
適当に頼んでくれたらしいです。

『何を食べたの?』

『マルガリータとシソみたいなスパゲッティとハムときのこと、
あとは見たこともない、おしゃれなやつ・・・』

???

とっさにそばにいた娘が、インスタをチェック。

どうやら、
マルゲリータと、
バジルと、
トリュフと、
生ハム盛り合わせなどを食べた模様。

焼き鳥とか、唐揚げとか枝豆が似合う夫と
対照的な先輩と、
何故か仲良し。

周りは女子会の嵐だったらしいです。


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もう31年前も前のことなのに、
つい最近のことのように感じながら、
二次会、三次会、四次会と朝まで
騒いだことなどを
夫と話して盛り上がりました。

そして、翌日、マウイ島に向けて出発。
シェラトンで一週間過ごし、
夫の故郷へ上陸。

民族大移動してくれた、
私の親戚と
二度目の結婚式をしました。

『バブル期とはいえやり過ぎ』
『親お金使いすぎ』
『今なら絶対やめたのに』

みたいな話を毎年、電話で義父母ともしたりして、
若かったころを懐かしむのが
恒例となっております。

夫婦長続きする秘訣ですか?

『初心を忘れない』

なんて言うと、本当に
ありきたりですが、、、。

『ひとつ屋根の下に暮らす夢』

を見ていた頃の自分たちを
忘れないってことですかね。

それを思えば、この日常の
わずらわしさを含めたすべてが
『奇跡』

ですよね。

家族ができて、
成長してくれて、
働いたお金で、
夫婦箸までくれる娘がいて、、、

幸せだなぁーと
感謝した一日でした。

『これからもバームクーヘンのように年輪を』

と両親からのメッセージも嬉しかったです。

妹が姪と来てくれて、福エビスをくれました。

そして指輪のサイズ直しをしました。

8→10.5へ。

これからも末永くよろしくお願いします!
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これなんだかわかりますか?
私の青春です。

これにフライトバッグをくくりつけて、成田空港を歩くという夢をかなえてくれた、
『カート』です。

今日、物置の大掃除をしていたら出てきまして、
しぶとく30年近くとっておいたけれど、もちろん一回も使いませんし、
とうとう処分する決心をしました。

とても思い入れのあるものです。

不燃袋に入れてそっと、車庫の端においておきました。
物置の一角に置かれたカートを手に取るたびに、
夫は捨てたがりました。

『これ、棄てていい?』
『だめ』

という問答を、夫と何十年と繰り返してきていたので、
夫もびっくりし、そして感慨深い思いをするかな・・・、なんて。

ところがです。
さっきのこと。
『袋からはみ出しているから、小さくしていい?』

だって・・・。
『うん』
何気なく言ったものの、

切り刻まれていく音を聞いていたら、
(やめてー)
という思いで、辛くなりました。
夫って無神経だと思いました。
夫は粗大ごみを小さくするのが得意です。

袋からはみ出したのは悪いけど、
だからといって、これは切らないでほしかった・・・。
しかし、言ったところで、理解してくれないに決まっています。

夫は日曜大工が趣味で、工具という工具を所有しています。

工具の『ウィーン』という音。
カチャカチャと切られたパイプの音・・・。
私はひっそりと涙しました。

(ありがとう。私を世界中に安全に連れて行ってくれたカートさん)

あとで、お酒をあげようと思います。

ところで、私はこれを上書きする感動が、
人生でないのでしょうか。
いやいや、若い独身の時だから、
みんなそうなのだろうか・・・。

どうなのだろう?

上書きする感動はもちろんありました。

だけど、きっと、『特別』なんですよね。

ありがとう。
そして、さようなら、私の青春。

追記

お酒をかけてお礼をしていたら、
バラバラになった部品と目が合ってしまい、救出しました!
きれいに洗浄していると、また夫登場。

『なにやってるんだよ?』

『いいでしょう、これくらい持っていても』

そういうと、切り口をきれいに研磨してくれました。
何かにリメイクしようと思います。

結果として、切ってもらって良かったのかもしれませんね

大切な思い出のかけらたちに、まだまだそばにいてもらえそうです

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パンケーキ
ここ十年くらいは、
息子と私、
息子と夫、という組み合わせしかない
我が家のプール事情でしたが、
昨日思い立って、
三人で行ってきました。

(面倒だよ、明日も息子とプールなのに、
家で片づけしたいなぁ)

という声がしたのですが、
その日久しぶりに片頭痛が来ていて、
治したいのもあり、行ってきました。

50メートルの周回コースを延々30分、
休憩挟んで今度は25メートルのコースを30分、
夫と競い合って泳いできました。

もちろん夫にはかないません。

私は高速道路の走り方と同じく、
左側を泳ぎます。

前がつっかえたら、それなりに合わせます。

が、夫は高速道路よろしく、
右側の追い越しレーンを、
爆泳して、
何度も私を追い抜いていきます。

泳ぎ方って、すごく無防備な個性が出ますよね。

なんか必死に泳いでいる夫を水中で見たら、
健気で、ちょっと滑稽な感じもして、
水を飲みそうになりました。

それはお互い様だったようで、
バタフライの25メートルのタイムを夫に測ってもらい、
(どうだ)
顔を出すと
夫が爆笑していました。

きっとビデオかなにかで、
自分の泳ぎの真実の姿を知ったら、
変なんでしょうね

息子はというと、
25メートルのコースをひたすら泳ぐというスタイルです。
息子は目が良いので、
かなり遠くからでも、
親を見つけると、かっこつけて、手を挙げたりして。

夫と久しぶりに競い合ったおかげで、
普段の何倍も泳いでしまいました。

その夜のご飯とビールがいつもの百倍
美味しかったです。

スキーやランは夫についていけませんが、
プールという限られた空間であれば、
一緒に楽しめるなぁ、と改めて思いました。

(いやだ、何が悲しくて夫と?
水の中で、独りだからいいんじゃん)

私は長いこと、水泳に関して、
それが信条でした。

しかし、夫婦ですからね。

たまには外で裸の付き合いも、
良いですねぇ

お互いの泳ぎ方の観察、ダメ出し(きっと先生が聞いていたら、
違うのでしょうが・・・)

遠慮なく言い合って、面白かったです。
遠慮なく聞けるし・・・。
(どう?どう?)
なんて・・・。
(え、私ってそんなこと、してるの?
うそー)
みたいな・・・。

何、あの中年夫婦、イチャイチャしているんだよ?

って感じだったかもしれませんが、
夫婦なんでね、
誰にも遠慮はいりません。
お許しいただければと・・・。

たくさん泳いで、笑って、
おかげさまで、片頭痛は、
消えてくれました。



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