50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2024年06月

二年前に新設された男性育休制度。
二週間前までに申告し、
赤ちゃんがうまれて8週間以内に、4週間まで取れる。

二回に割けて取得可能。

産後の一番忙しい時に、きょうだいの世話や、
役所手続きなどで、
夫が活躍できる。

これとは別に、子が一歳になるまでの期間は、
育児休業を取れる。
条件により、一歳二か月まで延長可能。

給料は、企業によるが、賃金の8割以上が支払われない場合、
育児休業給付金が支給される。

女性が出産を理由に離職しないために、
二人目、三人目、と出産して、日本の人口を増やすために、
色んな対策をしている中の一環としての、
男性の育休だ。

男性まで家に入ってしまったら、
仕事がおろそかになって、ますます国力が落ちるのでは?
と考えるが、そうではないらしいよ。

日本の生産性は海外先進7か国で最下位なのに、
労働時間は上から三番目に多い。

・・・とかいう話を聞くだけでイライラしてくるのは、
私だけだろうか。

こんなにみんなが正直に、まじめに働く国が、
世界のどこにあるのだろう。
それで最下位、なんて言われたら、
ほんと、悲しいよ。

近所を見回しても、
10人きょうだいの一番下です、
8番目に生まれたから八郎です、なんて
言う方がたくさんいる高齢者世代と、

多くても三人きょうだい、という我々世代、
そして、今の非婚化の時代、

少子高齢化になって当たり前じゃないか、と思いません?

どんな国にも、
若者が多くて、年寄りが少なく、
税金が余る時代があって、
日本はそれを過ぎてしまったということ。

インドはあと40年もその良い時期が続くってよ。

いーねー。

男性の育休から話がそれたが、
ひとことで言うと、
私の場合はうらやましいな。

うちの夫は、嬉々として授乳、おむつ替え、沐浴、
なんでもやってくれた元祖イクメン(自分でいう)だから、
育休があったらきっと、楽しかっただろうな。

ただ、人によると思うよ。

夫がいない方が、楽ができる人も絶対にいると思うよ。
夫がいなきゃ、おっぱい丸出しで『乳牛』と化していられるし。
実家の母によく言われた。

『体を回復させるために、赤ちゃんと一緒に寝て、
起きて、食べて』って。

でも、夫が『俺の昼飯は?』なんていう男だったり、
性欲の強い男だったら、
地獄だよ。

産後は、ほんとうに母子ともに天使になるんだもの。
清潔で、尊い命と向き合って、
ひたすら寝ていたわ。

で、夜、夫が帰ってくると、
不潔で、ばい菌で、巨大な顔をした、
怪物に見えたわ。

『産後ホルモンの影響で不安定になる妻を支えて』って
男性育休推進派はいうけど、
いない方が休まるっていう人もいるよね。

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夫婦喧嘩のきっかけはいつも大体同じ。

夫が厳しく息子を叱るのが嫌で、
夫に私が厳しく叱り、
夫が反抗して・・・。

もう若くないのに、かっかとして・・・。
もう別れたい・・・。
もうほんっとに嫌。

で、私は離婚することを考えてみた。
経済的な計算もした。

住むところ、
娘、息子、おやきょうだいの反応、
もっと働かなくてはならないこと。

でも、やってやろうじゃないの、
お金の問題で別れない、なんて一番情けない、と思って寝た。


翌朝、夫が満面の笑み。
私の寝起きの顔がいつもに増してブスだと言う。

ああ、やっぱり一緒がいいかも、と思った。

バカバカしいけど、この男が好きなんだ、とも思った。

となると、頭の中で勝手に計算した分、働かなくて良くなって、
すごくうれしくなった。
ああ、夫に感謝って。

夫婦がうまくチームとして機能したら、
無敵だなと思った。

うまくやるコツは、
一度、徹底的(でもないか)に、
離婚後の計算をしてみることをお勧めする。

このままいいチームにして、
好きなことをやれるほうが幸せって気づくから。




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ねぇ信じられないんだけど。

可愛い甥っ子が、愛する人を連れて、
帰ってきたよ。

地方赴任で運命の妻を射止め、
帰ってきたのよ。

感動した。

『宝物が

宝物連れて
集まって

宝物同士

ああきらびやか』

披露パーティーがあってね、
まもなくひいじいさん、ひいばあさんになる
両親や、
じいさん、ばあさんになる、
弟夫婦、
悪いけどもうあんまり、
実家に来ないで欲しいと
思われるであろう、
私や妹夫婦、

みんなで集まったの。

で上記の短歌を作ったってわけ。

金色のビールで乾杯してね、
お嫁さんは、
ノンアルだけど。

ほんっとに素晴らしい宝物の集まりだったわ。

ところで、厚労省の調査では、
最近の初婚年齢は、男31才、女29才だ。
それよりもはるかに若い二人の結婚である。

ちなみにうちの両親が結婚した、
60年前は?
ええと、
男27才、女24才だった。
それぞれ五年ずつくらい早かった。

今は大学に行く人が多いことを考えると、
今も昔も結婚を決めるタイミングは、それほど変わらないのかもしれないね。

幸せな人を見て、
たいそう幸せをもらったのであった。

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