50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2024年02月

15分進めて生きてきた。

リビングの時計は常に15分進んでいた。

目覚まし時計も然り。

で、鳩時計は10分進めて生きてきた。

うちに人が来ると、

『この家の時計は、どれが合ってるの?』と聞いた。

カウンターの電波時計と、玄関の時計だけは、
ピッタリ合っていた。

常に15分の貯金をして生きている私は、
時間リッチだと信じていたのだけど、、、。

このたび、33年前に結婚祝いで、
夫の同期からいただいた鳩時計が壊れてしまった。

時計屋さんに持ち込んだが、
『寿命だろう』とのこと。

直すのには買う以上のお金がかかるだろう、
僕には出来ないけど、どこか探して、と。

『処分するなら引き取るよ』と言われたが
冗談じゃない、
宝物です〜。

で、鳩時計の文字盤の前に、
玄関にあった時計を設置した。

見てくれはいまいちだけど、
まあうまくはまった。

そして、だ。

時計が一個足りなくなり、
ビッグカメラに買いに行った。




電波時計だ。

そう、リビングの時計を15分進める生活が
終わりを告げた。

ピッタリ合うので!

『なんかいちいち15分進めて考えちゃう』

『なんか焦るな』

とか家族も慣れない。

しかしどうだ。

早く支度ができるようになった!

結果、15分進めている時より、
数分早く家を出られている。

私は悔やんだ。

今まで何をやっていたのだ、と。

まだ15分あるもんね、という余裕のつもりが、
遅れを生んでいたとは。

15分進めていた時計が玄関に行き、
我が家には進んでいる時計は、
私の目覚まし時計のみとなった。

結論。

リビングの時計は、電波時計が良い。
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朝5時半。

大雪である。

スタッドレスタイヤを履いているからと言って、
車で出かけられるような感じではない。

家から幹線道路に出るだけで大変そうだ。

息子は放っておけば9時ごろまで寝る。
今日息子の職場は雪のために、休みである。

よし、仕事行こう。

そうだ、京都行こう、みたいに。

『ママバスで行ってくる。とにかく事務所を開ける』

娘に言った。

『は?意味あるの?』

『なに?』

『ママが行かなきゃならないの?』

『わからない』

『だる』

一方の娘。

『一本遅らせるわ、バス。
早く行くと雪掻きだから』

役立つかもわからないのに、
じっとしていられずに、誰よりも
早く会社に行きたい私と、

自分がいかなくてもなんとかなる場合には、
力を温存する娘。

これがジェネレーションギャップか。

実際のところ、
私は朝の準備は出来た。
しかし、無事に出勤してきたスタッフに任せて、
もう家に帰っている。

(早速息子から電話あり、どこだよ?って)

娘の言う通り、
あんま、意味がなかったか。

でも、
『助かりました、早く来てくれて!』

って言われて嬉しい自分がいる。

意味はあるのかわからないけど、
やらずにはいられないのが、
昭和なんだよ。

だる、だってよ。
こういうの、だるいんだって。
Zさん方には。

ちなみに八王子駅の報道カメラの前を何回も
歩いたけど、
私映らなかった?
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息子の職場に、
同じダウン症でとても素敵な先輩がいる。
もう40代の後半だろうか。
ひょうきんで、
運動神経が良くて、
会話も弾む。

コロナ前に忘年会ができた頃には、
歌ったり踊ったりして楽しませてくれた。

運動会では、良い走りをしているのに、
必ずわざと転んで、
柔道の受け身のように転がり、
みんなを大笑いの渦に巻き込んだ。

そのママはうちの親と同じ世代で、
魅力ある女性。
そういうのを見て涙を流して笑ったり、
叱ったりしているのが、
とても微笑ましかったし、

こんなふうに幸せに生きていけるのかな?
そんな希望もたくさんくださった。

末っ子の息子さんを、
大切に育てられているのが
感じられる品の良い方だ。

コロナ以降交流がなくなってしまい、
とても残念だが、
頂いたおせち料理のレシピは、
今も活躍してますよー。

で、その先輩は、
荷物がすごく多いことは知っていた。
リュックに、
両手に手提げカバン。

雑誌とか、チラシとか、アルバム、
戦隊モノのフィギアなどが入っていた。

その先輩が先日、
送迎車に乗り込む時に、
キャリーバックを引っ張っていた。

『どこか行くの?』

『いいえ』と笑顔。

そして職員さんが言い添える。

『例のアレですよ、とうとうコレになったということです』

あーそうか。
ぱんぱんに膨らんだ
手提げが増えて行く一方で危ないので、
キャリーバックになったそうだ。

ママが用意したのかな?

そんなに必要のない荷物を持ってはいけない!

とは言わない職場で、寛大に許してくれている。

ちなみにうちの息子も大荷物だ。

特大のエナメルバックに、
ファスナーが閉まらないほど、
荷物を持って行く。

アルバム(好きだねー)
絵本大量、
タオル、
着替え、
ペットボトル、
充電器、
ヘッドホン、
iPhone、
などを詰め込む。

ある朝、
忙しいのにファスナーが閉まらないと言う。

もちろん荷物を減らすことはしたくない。

あ、そうだ。

増設だ!

ついに、禁断の、手提げカバンを出した。

『これに入れよう』

しかし息子は増設には反対した。

あくまでもバックは一個らしい。

イライラしながら詰め直しましたよ。

指を痛めながらファスナーを閉めましたよ。

日本のエナメルバックは、
すごく丈夫だ!
壊れない!

キャリーバックならあるけど?

出番待ってるけど?

先輩とお揃いで、どうだい?息子よ。
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