50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2023年04月

57才の誕生日に、親友二人とのグループラインに、
『58才にようこそ!これからもよろしくっ』と来た。

『57だよ』

『え、私、57?』

『そうだよ、まだ57』

みたいなやりとりをして、
笑ったあとで物悲しい・・・。
みんなして、年よりみたい・・・。

弟からのライン
『おめでとう。57?58?怖いんだけど』

なんだよ~怖がるな・・・。

そんな時、


これを読みました。

めっちゃ励まされました。

年をとる喜びがしっかりと書いてありました。 中でも感動した引用部分をシェアしたいと思います。

精神科医、神谷美恵子先生の日記。

『過去の経験も勉強もみな生かして統一できるということは、なんという感動だろう。

毎日それを考え、考えるたびに、深い喜びに満たされている』

、、、うんうんわかります、わかります先生!

これってまさに自分史リトルバードで私が伝えたいことです。

年を取るということは、未来への旅が出来たということ。

願いが叶い、あるいは叶わない、という解答を見たということ。

その地点から、過去を眺めてみる楽しさ。もう解決済みの問題で呻吟している自分を俯瞰する面白さ。

点と点を結んでみるゲーム。私というひとつの映画が進んでいくのです。

いくつであっても未来を創る責任は、自分だけに託されています。

次に、長崎で被爆した作家、林京子さんの言葉。

『十四、五で逝った友人たちは、青年の美しさも、

強く優しい腕に抱かれることもなく、

去っていった。

恋する楽しさ、胸の苦しさを、

経験させてやりたかった』

そうだな、、、。 あったはずの未来を見ないまま、亡くなっていった何百万の人のことを、考えたら、

何が更年期だ。

幸せなことじゃないか。

また、著者の岸見先生は、50歳の時に大病を経験し、『今ここしかない』という哲学を元に、説得力のある言葉を紡ぎます。

『死を思い、今ここを愛し抜く。

今日しかないと思ってののしりあったり、喧嘩をしない』

『AさえなければBができるのに』と

言い訳をしている人は、Bがしたくないのだ、

という部分には、ハッとさせられました。

私は毎日仕事や、家族のせいにして、Bができないと 言い訳しているので、、、!

本当にBがしたいの?

Bをするにはどうしたらいいの?

やりたきゃやれば?

いくら仕事が忙しくても、家族に時間費やしても、 心はフリーでしょうよ?24時間フリーでしょ?

、、、 こんなふうに 己と向き合う機会になりました。

年を取ると、感動が深くなりますね。 おすすめです。


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『だってもう80才だよ?』

と言う母。

猫背だよ、
手を後ろで組んでるよ、
などと言うと、

『だってもう・・・』と言います。
80才なんだから、猫背になって、腰が曲がってしかるべきって、
思っているみたい。

『人生50年時代から、
80年時代が来て、今は、
100年時代というのだから、
マイナス20才で良いらしいよ。
だから、お母さんは今、60才。
私は37才』

そう言ったら、
母も、私も、
ちょっとテンションが上がりました。

脳って、
だまされるらしいですよね。
想像と現実の区別がつかなくて、
良いことを考えるだけで、
幸せ物質、
エンドルフィンが出るとか。

現実には20才分の知識や経験を持って、
37才からやり直すチャンスをもらったのだ、
なんて考えるだけで、
ハッピーな気分になってきました。

いい意味で、脳をだまして、
ご機嫌になりたいですね。

考えることは、自由ですもの!

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