50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2022年05月

昨日、YouTubeで、流れてきた
『アドラー心理学』の解説チャンネルで、
こんな一節が印象に残りました。

『すべての苦しみの原因は、
他人との比較にある。
自分をよりも優れた人の比較、
自分よりも劣った人との比較、
どちらも苦しみを産む。

比較をするのであれば、
理想の自分の姿との比較であるべきだ・・・』

みたいな感じの内容でした。

そこで私はかつて、
飛行機の中で、
上空一万メートルほどの宇宙に近いところで、
『精神的、肉体的、そして経済的にも強力になりたい』
みたいなことを書いたな。
それを本にまで書いてたな。

なんて思い、
本を読み返してみました。

あなたが生まれて
小田 ゆり
ポプラ社
2001-06T




そうしたら、驚くべき記述を発見してしまいました。

『なぜ私は、ダウン症の息子を産んだのか』という
問いに呻吟しているころのことを書いています。

『精神的にも、肉体的にも、そして経済的にも強力な人間になって、
愛するひとたちになんでもしてあげられるようになりたい。・・・

かつて25才のころに書いた。だから、息子を産んで、強くなれる。
これは良かったことなんだ』
と書いています。

やる気に満ちた、25才のころに
描いた理想の自分は素晴らしいです。

ところが、『なんでもしてあげられるようになりたい』の後には、
続きがありました。

『そして、
世界中の悲しい思いをしている人たちを
助けてあげること』

この記述はまったく忘れていたので、
びっくりしました。

『神にでもなったつもりか』

私は25才の自分にそう言いたかったです。
あなたの理想を全部叶えるのは、
神しかいないでしょう。
って言ってあげたい。

ただ、25才の私は今の私を見て、
なんというでしょうかね。

『だってそう思えるくらい自分が幸せだったし、
できると思ったもの。
それに、頑張って生きてくれて嬉しいけど、
おばさんになったからって、
私の志を全否定しないでよ。
そんな風に思った自分のことも、頭の片隅においてね』

そんなことを言うのではないかな、と思いました。





このエントリーをはてなブックマークに追加


この記事を書いてから、

二年半後になりますが、
父は抜群に元気です。

あの後、腹部動脈瘤の大手術も乗り越えて、
度重なる検査、検査の辛さも頑張りました。

父の趣味は旅行ですので、
ここ数年間、まったくそれができないし、
いっとき元気がなくなりました。

愚痴っぽくなり、らしくない言葉も増えました。

『だれだれの態度が気に入らない』とか
『どうしてこんなことになったのか』など。

太陽みたいに明るい男、父が大好きでしたが、
人はこうやって、だんだん、少しずつ老けて行き、
それは仕方がないことで、受け入れることなんだ、
生きていてくれて、何を不足があるのか、と思っていました。

ところが、あることをきっかけに、
父が別人のように、
まさに太陽のように輝き始めたのです。

それは、『金のネックレス』をつけるようになってからです。

父の18金のネックレスは、飾り棚の中の、
置物の上に、なんとなく置かれていることは、知っていました。

昔はつけていましたが、
度重なる入院で、ネックレスなんか別世界のものでした。

しかし、私自身が、父の付き添いでコロナ禍にも関わらず、
病院に何度も行くため、
金のネックレスやブレスレットを、あえてジャラジャラつけるように
なりました。

金は魔除けになると、何かで読んだからです。

それを思いだし、

『お父さん、あのネックレス、つけたら。魔除けになるんだってよ。
知ってた?
金って、一グラムで、三キロもの糸になるんだって。
金箔にしたら、畳半分以上に伸ばせるんだってよ。
すごい力があるよ。
金って、エジプト文明の時代から、
人間を護ってくれるんだよ』

とかなんとか、言いました。

『あんなの、もうしない』

なーんて言っていたくせに、
次に会った時には、シャツの下から、
ネックレスが見えました。

『お父さんさ、ネックレスし始めてから、
なくしたものが出てきたり、
とてもついているよ』

父がそんな風に言ってくれて、うれしかったです。

『信じたことはそうなる』

なんの根拠がなかったとしても、
そう決めたら、そうなるんですね。
タンスに眠っている金のネックレスを、
もう一度つけてみることを、お勧めしたいと思います。


このエントリーをはてなブックマークに追加

夫が大好きな、会社の先輩とイタリアンに飲みに行ったそうです。

その先輩は、とても洒落た人。
そう、夫と正反対。

普段、奥様と行っているという 

この店で『なんでも好きなものを頼め』と言われたそう。

夫は慣れない雰囲気の店で、
メニューを見て首をひねっていると、
『何が好きなんだ?』

『ピザとパスタ』と
とりあえず知っている語彙を出した夫。

そうしたら、
先輩が、
適当に頼んでくれたらしいです。

『何を食べたの?』

『マルガリータとシソみたいなスパゲッティとハムときのこと、
あとは見たこともない、おしゃれなやつ・・・』

???

とっさにそばにいた娘が、インスタをチェック。

どうやら、
マルゲリータと、
バジルと、
トリュフと、
生ハム盛り合わせなどを食べた模様。

焼き鳥とか、唐揚げとか枝豆が似合う夫と
対照的な先輩と、
何故か仲良し。

周りは女子会の嵐だったらしいです。


このエントリーをはてなブックマークに追加

UntitledPost (11)
朝起きて、
味噌汁を作ったあとで、
ヨガをやり、
河原に散歩に行きます。

今朝の川は水が少なくて、とても淀んでいました。

泡とかゴミがたくさん浮いて、漂っていました。

滝にも、水がちょろちょろとしか流れていませんでした。
何が言いたいのかと言うと、
やはり、『流れ』は大事だなと。

新しいエネルギーをどんどん流して、
流れに乗って生きていくということは、
汚れが停滞しないし、
良いのではないか、と思いました。

とはいえ、豪雨の際にはとんでもないことにもなり、
こんな時には、日本の地形を恨みますけど。

川の画像


この図をみてください。

日本の川は世界一短くて、急こう配とは聞いていたけれど、
ここまでとは・・・。

気前が良くて、
過去にいつまでも固執しない、
気風の良い日本人気質は、
こんな地形から来ているのでしょうかね。
常に清浄な、気持ちの良い水に恵まれた幸せを、
もっと味わいたいですね。

そして、これからの季節、
どうか異常な豪雨がないことを、川を見て祈りました。


30分deゴールドラッシュ自分史~わたしのSTORY~
自分史リトルバード
リトルバード
2022-03-17

宣伝です。
ワークブックなので、電子書籍ではなく、
コストがかかってすみませんが、
ぜひ、やってみてほしいです。

そして、感想や批評を頂けたら嬉しいです



このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ

google-site-verification" content="gCdhqt6JOn7uZJsuZzLkf76IZQqJIEdWVgELzlH28kggCdhqt6JOn7uZJsuZzLkf76IZQqJIEdWVgELzlH28kg