50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2022年03月

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『何で結婚指輪しないんだよ?』
突然夫が言い出しまして。

『普通女の人ってしてるよな?』
とか。

なんでしないかって、
結婚指輪はまったく入らないからです。

購入元のミキモトに電話したら、
持ってきてください、とのこと。

すると、結婚指輪のサイズ直しは、
しない方がいいらしいよ?
と友人。

刻印とか消えるし良くないよ?と。

それじゃあ、と、
お産祝いに夫がくれた
18kの指輪をサイズ直しに出しました、

気楽に。

8から、10.5へ、
2.5アップです。
近所の宝石店で、
12000円でした。

『今金が高いから』

と。

思い出の指輪なので惜しくありません、

20年振りくらいに薬指に食い込む感覚を味わっています。

あー無理、と思いました。

解放感に慣れきった指はのびのびとして、
指輪という拘束に、
抵抗してきます。

(11でよかったかも)

ちょっと後悔しました。

鎖で繋がれた感があって、
最初苦しかったのですが、
だんだん慣れてきました。

魔除けにもなるというし、
運気アップも期待します!


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もう31年前も前のことなのに、
つい最近のことのように感じながら、
二次会、三次会、四次会と朝まで
騒いだことなどを
夫と話して盛り上がりました。

そして、翌日、マウイ島に向けて出発。
シェラトンで一週間過ごし、
夫の故郷へ上陸。

民族大移動してくれた、
私の親戚と
二度目の結婚式をしました。

『バブル期とはいえやり過ぎ』
『親お金使いすぎ』
『今なら絶対やめたのに』

みたいな話を毎年、電話で義父母ともしたりして、
若かったころを懐かしむのが
恒例となっております。

夫婦長続きする秘訣ですか?

『初心を忘れない』

なんて言うと、本当に
ありきたりですが、、、。

『ひとつ屋根の下に暮らす夢』

を見ていた頃の自分たちを
忘れないってことですかね。

それを思えば、この日常の
わずらわしさを含めたすべてが
『奇跡』

ですよね。

家族ができて、
成長してくれて、
働いたお金で、
夫婦箸までくれる娘がいて、、、

幸せだなぁーと
感謝した一日でした。

『これからもバームクーヘンのように年輪を』

と両親からのメッセージも嬉しかったです。

妹が姪と来てくれて、福エビスをくれました。

そして指輪のサイズ直しをしました。

8→10.5へ。

これからも末永くよろしくお願いします!
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月曜日
愛すべき人を
愛する。

なんて簡単なことなのだろう。

とうてい分かり合えない、
価値観の違う人を、
『認める』

これが私の今世の課題ね。

・・・と思う出来事がありました。

愛する必要などまったくないし、
仲良くするつもりもないです。

ただ、
その人の存在や、価値観を
『認める』というボタンを押すことは、
します。

でもそれは、
映画を観ている感じに過ぎない。

リアルな生身の世界に、
その人と一緒にいることはないです。

目の前にいるけれど、
異次元に生きる。

そんなことが、地球という星ではあるのかな、と思っています。

早い話が、
『ありえない』
『信じられない』
『ゆるせない』

という事象に対して、
55歳になった女性はどんなふうに
考えるのが良いのかな、と。

NEVER
EVER
愛せないけど、
認める。

それしかないのでしょうか。

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『こんなことしていて、なんの意味があるの』
って思うこと、
ありますよね。

ほんとうにおもしろくない・・・。
ただ、辛いだけなのに・・・。

ということが、あとの『幸福感』への伏線だった、
と最近感じることが多くなりました。

たとえば、昔、
ダウン症の息子の知能を少しでも高くしたいと意気込んで、
七田チャイルドアカデミー
『高岡能力開発研究所』(現・エスクール高岡能力開発研究所)
というところに赤ちゃんの時から通っていました。

そこでの右脳開発の一環で、
俳句がありました。

『チューリップ
喜びだけを
持っている(細見綾子)』

『春の海
ひねもすのたり
のたりかな(与謝蕪村)』

『梅一輪
いちりんほどの
あたたかさ(服部嵐雪)』

高岡先生がカセットテープに吹き込んでくださった声で、
俳句を聴きました。

最近になって、
三十年の時を経て、
私の(息子でなく笑)心に芽吹いてきました。

ふとした時に、先生の声とともに俳句が聴こえ、私も口ずさんでいます。
そして、心がすーっと、落ち着きます。

息子とカセットテープを聴いていた日々をも思い出し、
ああ、若かったなぁ、とか、
頑張ったなぁ、とか思うのです。

ちなみに息子にとって役に立ったかどうか?

はい。
千パーセント血肉となっています。
高岡先生の教えがなかったら、
私たちはこの世にいないでしょう・・・。
というくらい。

『無限の可能性』
というものを見せてくれました。

30年前、ダウン症の息子を抱えた私に、

『お母さん、夢を抱こう。
この子を、海外で英語でスピーチするような子に育てよう』

そう言ってくれました。

何の根拠もなく、
それは私の魂に、
種となって、埋まりました。

それから十六年後、
息子は水泳の国際大会で、
ポルトガルに行きました。

スピーチはしませんでしたが、
世界のダウン症の選手と交流し、
英語で自己紹介をしました。

リズムに乗せた言葉が好きで、
すっと、
頭に入るのは、
高岡先生のおかげです。

だから、
『なんの意味が・・・』
じゃないですよね。

埋められた種は、
『信じる』という栄養を得て、
必ず芽吹きます。

で、先日のこと。

久しぶりに義母と長電話をしました。

色々と話して、
お互いに主婦として、妻として、母として、
最近こうだ、みたいなことで盛り上がりました。

夫は西のほうの人なので、
文化の違いがあり、
最初は慣れるまで、大変でした。

厳しい義母の言葉や態度に、
涙をした日もあります。

ただ、結婚31年、
仲良くしてきて良かったと心から思いました。

何故なら、
義母と結託しておくと、
夫を、征服、掌握した気になれるからです。

『ルージュの伝言』の世界です。
(浮気はしないけど、イライラすることをします)

こんなに辛くてなんの意味が・・・。
それでもやるしかないこと。

それにはきっと、
甘い果実が待っています。

『伏線』です。

だったら『今』も、
あっけらかんと、
楽しもう。

そんな風に思った春の一日でした。




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今となってはどうでも良いことで、
大騒ぎをして、
泣いたり、落ち込んだことって、
ありますよね。

八年前のこと。
娘が高校受験で第一志望を逃した時のこと。

私はひどく落ち込み、
塾選びが悪かったのか、
娘が勉強不足だったとか、
色んなことを考えて、
落ち込みました。

そして、極めつけ。
あまりショックを受けていないかに見えてしまった娘を、
𠮟りつけたのです。

努力が甘かったせいだ、と。

学年全体の保護者と生徒のお別れ会で、
大盛り上がりをする『第一志望合格者』母子の
笑顔の中、
私の心は真っ暗でした。

もちろん、娘だって私に遠慮して、
笑えやしなかったことでしょう。

ふりかえって、
自分を殴りたいです。

バカじゃないの。
娘は自分なりに努力をして、
ちゃんと行く高校を決めた。

それなのに、
そんな娘に労いの言葉ひとつかけないで、
叱りつけて、落ち込むなんて・・・。

母親として、最悪の対応をしたわねっ!

その高校のおかげで、
第一志望の大学に進み、
夢をかなえた娘を見るにつけ、先輩ママ達が口を揃えて言ってくれた言葉は真実だったと確信します。 『受かったところが良いところ』

3月が来ると、過去の自分の未熟さに
ため息が出ます。
そして、この言葉を申し送りたいと思います。 『合格をくれたところが最善のところ』

あの時はほんとうにごめんね。


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