50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2021年07月

鈴木保奈美といい、篠原涼子といい、
『我慢』なんか全然しない女たちが次々に離婚をすると、
同じ女として、
ざわざわします。

昔ながらに、夫婦が寄り添って忍耐し、
我慢してって、
もしかして、古い?

ああ、私もパーッと億ション買って、
夫にバイバーイして

離婚理由は
『子育てが一段落したので』
っていってみたーい。

そう思う時があります。

しかし一方で、
『ああ、私、夫がそばにいてよかった』と思う時もあります。

それは、やはり、子のことについてです。

例えば最近で言いますと、

四月に新卒で働き始めた娘が、
こんな風に言ってきたとき。

『なんかさぁ、今の仕事どうかなって思う。
やっぱり○○関係の仕事の方が合っている気がするんだけど
どう思う』

はぁ~?

『石の上にも三年』

と私は昔、親に言われた言葉を引っ張り出して、
色々言います。

ネットを見ると、いやいや、本人が辞めたいと言ったら、
自由にさせた方がいい、などと書いてあります。

そして、それを娘から相談された夫の答えはこれ。

『何があっても最低一年は今のところに勤めなさい』

そんなことを言ってよいのか、と思いましたが、
当の娘はなんだかすっきりとしています。

『パパがぁ、絶対にやめさせないって(てへぺろ)』

みたいな感じで・・・。

最低でも一年は、というひとつの絶対的な『任期』が
設けられて、娘は逆に楽になったのでしょう。
何も言わずに、
仕事をガンバっています。

もうひとつ。

ダウン症の息子のこと。
28才になって、本人が『ホームに入りたい』と
しきりに言うようになりました。

日中を過ごす作業所から、
バスで仲間たちが帰っていくのをうらやましいと思うようです。

ただ、息子がホームについてどれだけ理解しているのかは、わかりません。

そこで私は、本人を体験入所させるべく、
説明会に行きました。

すると、夫曰く。

『ワクチン接種も終わっていないのに本人の体験宿泊なんか、やめたほうがいい』

私は夫婦が、そしてそれが男と女という二つの性であることの意味が、
やっとわかった気がしました。

政党です。
与党と野党なんですね。

私がやることに、いちいち『待て』と言ってくる野党の夫。
(もちろん、向こうにとって、私が野党でしょうけど)

子は、二大政党の考えによって、
あれもこれも取り入れつつ、
育まれていくわけです。

若い頃には、『こっちが正しいに決まっている』と思います。
しかし、年を重ね、また世界がこんな風に流動的になると、
落ち着いて反対意見も聴くことができるのですね。

今から28年前、私がダウン症の赤ちゃんを産んだことを知った父は、
こう言いました。

『うちで引き取って育てる。離縁してもらう。
今からあちらのご両親に謝りに行く』

すかさず『野党』の母が異議あり、と。

『なんで?
母親だけの責任だというの。
どんな風に育つかわからないのに、
どうして謝るの』

私はうろたえました。

すると、現野党の夫が言いました。

『お父さん、そんなことは、しなくて大丈夫ですよ・・・』

・・・・・。

あの絶望の日から、28年。

今はすべてが笑い話です。

今は、すべてが、完璧なパズルのピースとして、
『幸福』を作ってくれています。

つまり、家族っていうのは、
夫婦っていうのは、確かに大変です。

だけど、何かひとつのことに対して、
Aだ、
Bだ、
いや、Cでもある、と
多角的にみられる、自由な一大プロジェクトであるということです。

すっきり別れることもうらやましいけれど、
なんだかんだと
夫とやりあいつつ、我が家の子育てはまだまだ続いております・・・。

たとえ子がいなくたって、
人生の選択において、夫婦がお互いの野党になり、
また味方になり、
意見を出し合って、
歩んでいくことは、素晴らしいことです。
それが好きな相手なら、
言うことないですね。

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市村正親さんが親権を持つということに、
世間の驚きの声が上がっています。

普通は母親が持つのに。
よっぽど篠原さんがなんかやったんだろう。
子育てが出来ない女なんだ。

とかなんとか。

私は驚きません。

なぜって、元々親子ほど
年が離れた男女ですよ。
篠原涼子が我慢すると思います?

市村さん、ミス・サイゴン観たけど、
ステキな人ですよね。
恨み節もなく、
『涼子には輝いてほしい』だって。
もう本当のお父さんですよ、もう。

篠原さんが長女、子供たちは篠原さんの兄弟と言う形になったということで
親権なんですよ。

夫婦って、結婚して10年以上経ってくると、
お互いがお互いの親みたいになってきます。
私も、1つ年下の夫が、父親みたいに感じることがあります。

と言うと、なんだか私が可愛らしい
妻のように感じるかもしれませんがそうではありません。

厳しくて、口うるさくて、疎ましいという点において、
夫は父なのです。

実の父の方がよほど遊び心があり、
会話をしていて楽しいくらい。

『早く寝ないと明日仕事だろ』

『洗剤そろそろなくなるぞ。予備のないものメモしておいたから』

『味噌変えた?なんか味噌汁薄いな』

こんな調子。

(うるさいなー)と思ってしまいます。
本当にうるさいんです。

私がそんなことを言われないようにすればいいのでしょうが、
無理です。

どんなに完璧にやったって、
私が拭いたから車の窓ガラスが汚いだの
何かガミガミいうのが大好きなんだから。

で、
私がもしも女優篠原涼子なら、
彼氏の1人や2人、できますよね。

年下の夫だってお父さんに見える夫婦です。
市村さんが家にいたら
ほんとにおとっっあんでしょうよ。

だけど、鈴木保奈美と違って、
まだ子供に手がかかるし、
教育費もこれからかかる。
女優なんて仕事は、
安定とは言えない。

だから、市村さんの娘になっちゃうことにしたんですよ。

市村さんもうおじいさんだから、
もうそばにいてくれるだけで大喜びです。
親権を持っていれば、
涼子と会えるって感じですかね。

鈴木保奈美といい、篠原涼子といい、
みんな自由になれて、羨ましいです。

でも、芸能人の子どもだけが聞き分けが良いわけじゃないでしょう。

傷つくだろうし、
『お母さんが笑顔でいてくれたら嬉しい』

とかよく聞くけど、
できることなら、仲睦まじい両親のもとで、
ぬくぬくと育ちたいものです。

親の顔色をうかがったり、
不安定なお母さんに気を遣ったりしたくないでしょう。

なんてひがみですかねぇ。

女優みたいに、
籍抜いてせいせい、というわけにはいきませんが、

せめて私は、離婚しないまま
精神的に離婚した〜い!

夫に気を遣ったり、
顔色をうかがったりせずに、
自由な心で、自分軸で生きたいと
思います!!

みなさん、頑張りましょう!!

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離婚しない夫婦の代表格だった樹木希林さんと内田裕也さんのことを、

昨日の記事で書きましたが、

樹木希林さんは、著書の中でこんなことを言っていました。

『私は夫中毒、夫は私中毒、だから別れられない』と。

最近『依存』という言葉は聞くけど、『中毒』と言われると、

とてもその『毒性』が腑に落ちませんか。

あー、私もこういうところあるなぁって。

良妻賢母を目指して頑張れば頑張るほど、

かなりの『中毒症』になると思われます。

夫婦の間は我慢や忍耐が当たり前だし、

子は大事な決断の時に、『ママだったらどうする?』とか聞いてくる。

中毒はよくない、
断とう、とします。

でも、いざそれらがなくなってしまうと、
今度は、不安に襲われます。

『私は冷たい、情のない女なのではないか』と。

その『情に厚い』ということと『重い』という境目がとても難しいと思います。

中毒とは、同じものの大量摂取から起きるとされています。
何事もほどほど、腹八分目がよろしいのでしょう。

夫や子、家族のことに夢中になるのって、ある意味とても楽なのですよね。
だって、頑張るのは私じゃないですし、『応援』『支援』って、楽しいですよね。
そりゃ中毒にもなりますよね。

だけど、私が中毒で楽しくても相手はどうでしょう。
苦しいだけですよね。

夫や子を思うなら、少し、離れてみたいと思う今日この頃です。
(え、まだ離れてなかったの?
ええ。頭の中で考えるのは、家族のことが多いんです)


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石橋貴明さん鈴木保奈美さん、ともに二度目の離婚です。

保奈美さん、あさイチで拝見したばかりだったので、
びっくりでした。

ただ、その時にとても印象的なことがありました。

『目玉焼きって、上手にできたことがない。とても難しい』

と保奈美さんがおっしゃったんです。

なぜかとても違和感でした。
だって、あれって三才でもできるから。

・・・と思ったあとで浮かんだのは、貴明さんのお顔。

(あー、そうか。なんかうるさそう)

って思いました。

実はうちの夫も目玉焼きに関してうるさいです。

私は半熟が好きだけど、夫は良く焼いたものが好き。
黄身がとろっとしていると何か言ってきます。

ほぼ同世代ですし、パワハラ、モラハラ夫が多いですよね、きっと。

ネットでも保奈美さんに『よく頑張った』『おつかれ』的な声が多いようです。

ただ、私は三つ言いたいことがあります。

保奈美さん、そんなにやわじゃないでしょうって。
私もそうですけど、『丙午』なんでねぇ。
つよつよでしょう。
むしろ、貴明さんが棄てられた感じだと思います。
女優さんなんで、
また結婚したりしてほしいです。
せっかく女優さんなんだから、
せめて、三回はしてください。

二つ目は、『子育てに一段落』って言葉です。
三女さんが高卒で『一段落』。
あ、そうなの?
って。
まだまだ大学も成人式もあるよー、
って、庶民としてはどうかなっていうところです。
でもまぁ、保奈美さんのお嬢様ならばきっと、
『どうでもいいわ、機嫌よくやってよ、勝手にして』
って感じですかね。

三つ目。
樹木希林さんが、
何かのインタビューで、
50代は、夫婦のスキンシップが大事。
女性ホルモンを出すことが必要?
みたいな、ことを言っていました。
素直になって、夫とのふれあいをするべき、みたいなことです。

うろ覚えで申し訳ございません。
(探しましたが、出てきません。
ただ、夫婦を語るいろんな記事が出てきます。
面白いです)

とても意外でしたし、
わかる、とも思いました。

夫婦なので、
どれほどべたべたしても、仲良くしても、
道端でキスをしたっていいのです。

ほんとうに、そんな風になれるご夫婦もいますが、
うちは無理です。

ただ、どんなに夫が憎くても、
私には、絶対的に必要な存在だと思っています。
道端でキスはしなくとも、
磁石のプラスとマイナスみたいな存在です。

つまり、何が言いたいかというと、
パートナーシップとかなんとかかっこいい言葉を並べてみても、
離婚っていうのは、お互いもう『好き』じゃないってこと。

樹木希林さんみたいに恋してる男女っているんですよ、年をとってもね。

保奈美さんの離婚記事のコメントにこういうのが多かったのです。
『うらやましい。私も保奈美さんくらい稼げたら、絶対に別れるのに』
確かにそうです。

『いーなー』
っていうのも本音です。

でも、樹木希林さんと内田裕也さんみたいな
恋し合っている夫婦もなかなか良いと思うのですよ。
彼らは、お互いがお互いによって輝いている二人でしたよね。
別居婚でしたけど。

だから、保奈美さんも『いーなー』だけど、
希林さんも『いーなー』ですよね。

お金がある、なし、じゃない。
最後の最後は、相手が『好き』かどうかなんだな、と思った次第です。

そして、youtubeの離婚報告の2ショットが、とても悲しく、恐ろしい顔に見えてしまいました。
『もう、あなたを好きじゃない』
『もう、お前を好きじゃない』
という表明なのですから。


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夫は接種から一週間後の今、いわゆる、モデルナアームになっています。

もともと腕が太いのでよくわかりませんが、

確かに赤く腫れあがっているし、本人はとても痛がっております。

そして、腕と何故か足がかゆいそうです。

接種後には、痛くもかゆくもないと言っていたし、熱も出ませんでしたが、

今頃になって、腕が強く痛み、大きく腫れあがっています。

一方の娘。

22才の娘がワクチンを打つ打たないは、自分がよく考えて決めました。

ハンガリーのワクチン開発者のカタリン・カリコ博士の記事を読んだりして、
自分なりに納得し、リスクとベネフィットを考えました。

接客業ですので、リモートワークはないですし、毎日朝から晩まで
様々なお客様と接します。

同期の仲間でも、『副反応が怖いから絶対に打たない』という子もいたそうです。

『まったく痛くない、ママ全然心配ないよ。採血の辛さに比べたら

笑っちゃうくらい一瞬よ』

接種直後のラインです。

ああ、無事に接種会場から自宅に帰ったのか、と安堵していたのもつかの間。

『頭痛い』

『やばい、めっちゃ頭が痛いんだけど』

ラインの着信音が娘の泣き声に聞こえてきます。

数十分経過。

『お風呂入ったら治った』

ほっ。

さらに数十分経過。

『やばい、熱』

『37.5』

『腕が痛いんだけど』

『超、腕が痛い、やばい、明日仕事行けないかも』

私はおろおろ。

あらかじめ用意しておいた、

経口補水液、OS-1。

冷えピタシート。

カロナール。

ロキソニン。

などを使用しなよとラインを送ります。

『ごはん食べたらね』

などと来ます。

ごはん?

何?

結構余裕あり?

うーん、見えないって心配です。

『痛いよ・・・』

『自治体のファイザーにしたら良かったのかな』

とか送ってきます。

女性でなおかつ若いとなると、

もっとも副反応が辛いと何かで読みました。

何かあれば高速をぶっ飛ばしていくぞ、と思ってもちろん、ビールも飲めません。

『ママが行くより、自分で救急車呼んだ方が早いだろ笑』

とか言いながら、美味しそうにビールを飲む夫・・・。

別にいいんですけどね・・・。

その後、夜中、38度近くまで上がり、汗をびっしょりかいたそうです。

そして、起きたときにまた尋常ではない腕の痛みがきたそうです。

痛みに耐えつつ仕事をしている状態です。

娘は熱で放出したので、モデルナアームにはならないことを祈りつつ・・・。

二人を見ていて、すっかりワクチンを打つのが怖くなってしまいました。

『集団免疫獲得のためには仕方がないだろう』

夫はそういいますが、

あなたのその真っ赤な腕を見ていると、いやになったって

しょうがないでしょう。

と思いました。

そして、とりあえず二回の接種が済んで、

副反応も乗り越えて、

ほっとしている人たちを羨望のまなざしで見てしまいます。

追記 夫の様子・・・
   接種一週間にモデルナアームで腕がはれ上がった夫は、その後腕がかゆくなり、
   ひざ下に発疹が出て、皮膚科を受診。
   『ワクチンによるかゆみが、血流で足に回ったことによる蕁麻疹』との診断。
    飲み薬と、塗り薬で対応しております。
    看護師さん曰く『モデルナって、あとからいろいろ出るみたいね』とのこと。

    娘の様子・・・
    接種後四日目で『もうなんともない、痛くない。無感覚ではないけど、
    腕が上がらないことはない。若いんでね』
    とのこと。


   

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