50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2021年06月

今日職場でそんな話になりました。

私よりもうんと若い、まだ30代の彼女曰く、

『私は打ちます。インド・ガンジス川の亡くなられた方を見たら、

悩むなんて、贅沢だと思ったので』

なるほど。

BSで海外のニュースを見ていると、

ワクチン証明書を手に、お芝居に、

食事に行くニューヨーク市民の楽しそうな様子が報道されています。

フランスでも外でのマスクがいらなくなったと、市民たちが喜びの表情でした。

ワクチンの普及がゴールという感じがしていて、

私は、両親や親せきなどが二回の接種を終えると、とても安心して嬉しい気持ちでいました。

ご近所さんは、

『週末○○温泉に行ってくるわ!宿、どこも満室みたいね』

って、ニューヨークのような喜びの雰囲気を醸し出していましたし。

だから私は、義母と電話で話をしている時に、

こう言ったのです。

『お義母さん、良かったですね。これでもう自由に旅行も行けますね!』って。

そうしたら、夫に叱られました。

そして、夫は電話を私から替わると、

『おかん、ワクチンなんか半年の効果しかないぞ。これまで通り、マスクして、

自粛しなよ』

だって。

なに、
なに、この男、と思いました。

お義母さんかわいそう・・・、と。

ひどいと思いました。

電話を切ってそう言うと、

『お前の方が無責任だ。俺くらい慎重なことを言っておいてちょうどいい。

行きたければ行く人なんだから』

だそうです。

無責任、と言われて腹が立ちましたが、
その土地土地の文化がありますので、
言葉は慎重に選ぼうと思いました。

さて、いよいよ、夫と娘の職域接種が来週から始まることに。
なんだか突然、接種して大丈夫だろうか、という気持ちになってしまいました。
ネットにはいろんな『説』が出ていますからね。

接種で亡くなった方もいらっしゃいます。

しかし、コロナで息子の友人は亡くなりました。
風邪もひいたことがない元気な方でしたが・・・。

政治家の小野清子さん、羽田元首相の息子さんも、
芸能人の志村けんさんも、岡江久美子さんも亡くなりました。

『ただの風邪』だなんてとても言えませんが、
ただの風邪以下で軽く済んでしまう人も世の中には、たくさんいます。

別の同僚は、
『絶対に打ちません。コロナにかかった方がましです』

と言います。
そして、その選択はもちろん許されます。

今ほど人々の意識が二極化している時代があるでしょうか。

同じ事象に対して、まったく正反対の反応をするのです。
夫婦だってそうです。
職場でもそう。
今ほど自分の判断力を試される時もないな、と思います。

で、結局ワクチンは打ちますか?

機会が巡ってきたら、打ちたいと思います。
しかし、その前に相当の心の準備が必要になりそうですし、
その時間はまだまだありそうです。


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旧五千円札の、新渡戸稲造先生の全集の修理をしておりました。

120年前に書かれた
武士道ももちろん収録されています。

パラパラと読んでいて!

その中の第11巻、女性の生き方について書かれた一冊がありまして、

それが大変ためになりましたので、印象に残ったことを書こうと思います。

◆日本の家庭は夫が好き勝手をして、女性が我慢をしているところに
無理がある。

◆女性に必要なのは教育である。
男性を見る目を養い、
感情的にならずに、自分の意見を述べると良い。

◆家庭内外の、みずからの役割に誇りを持ち
人からの評価ではなくて、まずは自分が納得するように仕事をすること。

◆夫婦や家庭の円満の秘訣は、女性の趣味によるところが大きい。母親が明るい家庭は、食卓が楽しい。

先生はご自身の奥様がアメリカ女性だったこともあり、

女性も自分自身というものをしっかりと持って、意見を述べることが大切だとおっしゃっています。

100年以上も前に。

こんな男性がいらしたのですね。

五千円札の時にもっと学んでおいたらよかったです。

確かにこの時代の女性たちは
武士の妻、的な、立派な女性も多かったことでしょう。

中には、教養もあり、話も楽しく、
自分が亡くなる間際まで病気を隠し、
苦痛を隠して、パッと火が消えるように亡くなったという、女性を絶賛されている箇所があり、

えーそんなに神様みたいになれないよ?
と思いましたし、
男女平等といいつつ、
先生は、妻の洗濯物なんか干したことは
なかったでしょう、と思いましたけど。

ただ古い中にも、今に通ずるヒントがあるような気がしました。

例えば、現在は、SNSのフォロワーやイイねの数が経済を動かしたり、成功のステップになる時代です。

しかし、先生が述べている通り、
まず、自分が納得している仕事なのか?ということが、
幸福感にとっては大切なのでしょうね。

逆に言えば、
フォロワーやイイねが全然なくたって、
自分が納得する仕事、生き方を毎日していたら、
それは最高の幸せなのだと思います。

あと、女性の趣味が家庭円満の秘訣とありますが、
これなどは、
全部女のせいにするんだ?

と一瞬思いましたが、

確かにそういう一面ってありますね。

多分この辺りは、アメリカ人の奥様が、
日本女性と比べて、教育も受け趣味ももち、楽しげに生活なさっている姿から、
こんなことをおっしゃるのかなと。

例えば、家のインテリアやガーデニングなども、
大抵、奥様の趣味が反映されますよね。

現代では、男性も家にいることが多くなり、
夫の趣味によって、というのもあるかもしれませんが、、、。

とにかく、男も女も
夫も妻も、子もひとりの人間として、
遠慮や敬意を持って、
接するのだ、

という先生の主張に、
深くうなづいた次第です。

そして、ここにひとつ付け加えると、
自分自身に対しても、
敬意を払う。
love my self

という気持ちが、大切だろうと
思いました。



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どうも最近イライラすると思っていました。
イライラして夫に文句を言ったら、夫のベンチプレス用の道具に、足の小指を思い切りぶつけました。
骨折していました。
55にして、人生初の骨折です。
この新参者のベンチには、何度も引っかかっていました。蓄積されたのか、ついに折れてしまいました。
最初に引っかかった時に、置く位置を変えればよかったですね。

足の小指をぶつけると本当に痛いですよね。でもだんだん普通に歩けますよね。この時は、痛みがひかなくて、夜痛くて目が覚めるくらいに。そして小指を床につけませんでした。
整形外科で撮ってもらったレントゲン写真にはカッターで切ったように、斜めに切り込みが入っていました。
『ほらここ、折れてるね。ズレてないからよかったね。全治六週間だね』

湿布をして、薬指を支えにして2本でテーピングをしています。

幸い左足なので、車の運転は支障ないので、息子の送迎も大丈夫です。

結構いますね、足の小指骨折した人って、、、。

ママ友がいいことを教えてくれました。

夫のクロックスを、履くんだよって。

さっそく試すと快適です。

自分のサンダルだと小指に当たって痛くてたまりませんでした。

『やっばりさ、閉経して、骨が弱くなってるのかね』

なんて話していたら、
突然の生理復活です。
一年ぶりですよ。

もう、、、
これは一体どういうことでしょうか。

機敏に動けるっでどれほど幸せなことなのか
わかりました。また
ゆっくりゆっくり歩くお年寄りの気持ちも少しわかりました。

ぐずぐずしているのではないのです。
かつてはエレベーターを駆け降り、階段を一段飛ばしで駆け上がった足が、
痛いのです。

そう、痛いって、こんなに辛いんだ
こんなに緩慢になるんだ、
あー辛い、、、。

生理痛もストレスです。

思うに、生理痛が女のかなりの正常さを奪っていると、改めて実感しました!!
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自分に合う靴って、なかなか出会えないものですよね。




最近はスケッチャーズしか履いていません。

その中でもこのスリッポンタイプが好きで、

それも、何年か履き込んだものがほんとに
空気みたいに軽くて

履いてないみたいになってきます。

そんな靴が二足、ありました。

しかし、

悲しいかな、踵の内側が切れたり、

ちょっと毛羽立ってきたりしていました。

でもこの快適さには敵わないな、

この靴は私をいろんなところに連れて行ってくれたしね!

みたいに大事にしておりました。

するとある日夫がこう言いました。

『俺、この靴見るのも嫌なんだけど、捨てて良い?』

『なんでよ』

『これ見るたびに嫌な気持ちになるし、恥ずかしいんだよ』

だって。

言うね〜

31年も経つと生意気なことを言います。

(ちなみに夫は一つ年下です)

わりとポーッとしたスポーツマンで
可愛かったのに、

夫婦って似てくると言いますが、

この憎ったらしい言い方は、
確かに私に似てきたのでしょうよ。

そして、スケッチャーズのバーゲンに行って、
また同じタイプとサンダルを買いました。

スケッチャーズの袋を見るやいなや、

夫が私の足と化した、慣れ親しんだスリッポンと、

ランシューズを捨てました!!

ランの靴は買ってないのに!!

『切れてないのが沢山あるだろー』って。

履き心地が違うって言うのに!

更年期の微妙なこだわりと、

新生児並みに快適さを求める気持ちを
わかってないんだから!

ちなみに新しい靴って、ちょっと慣れませんね。

まだ自分のものになってないですね。

試着の時には快適だと思ったのに、
一日中履いていると、
なんとなく脱ぎたい気分になりますね。

あとでゴミ捨て場を捜索しようかと思っています。

夫の目を盗み、履き続けようかと。


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毎日宅急便が届きます。

夫が自宅をジム化しようとしています。

上のセットみたいな感じになりつつあります。

うっ、あーっ、うううっ、あああーっ、うっ、
はーぁ、、、

というような、ご近所に聞かれたくない声が
すごいです。

(黙ってできない?)

って言おうかと思いましたが、

顔を真っ赤にして、
ブルドック並みに頬をぶるぶるさせて、
ダンベルを持ち上げている姿を見たら、
かわいそうで言えませんでした。

だけどもう少し、静かにやっていただけないでしょうか。
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