50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2021年03月

『オランダへようこそ』という詩をご存知ですか。
セサミストリートの作家、エミリーさんが、1987年に書かれたものだそうです。

1974年にダウン症の息子さんを産み、息子さんが13才の時の心境を
発信されたのですね。

ダウン症の息子さんを育てていらっしゃる感覚を、
旅にたとえて、
イタリアに行くつもりが、
オランダに着陸したようなもの、と表現なさっています。

イタリアに行った人たちをうらやましく思ったりせずに、
風車やチューリップ、オランダにしかない楽しみを、
味わって・・・、とおっしゃっています。

・・・が、最近は、こんな風流なことは言っていられません。
なぜなら、『検査』がどんどん主流になって、『断念』される命になっているからです。

『イタリアがオランダになっただけ、ほんとうよ』
というわけにもいかないようです。

だけど、『それでも』産むという約2パーセントほどのママに、
私だったらどのように表現するかな、と考えてみたりします。

確実に言えるのは、『冒険』であり、『ミステリーツアー』だということです。

だから、こういうのが好みの方には、満足する何かがあるのではないかな、なんて思います。

公園で、学校で、スーパーで、孤独を感じる時間も、
仲間を発見し、肩をたたき合うひとときも、
気づいたら、たくましい二の腕を持つ自分に驚く瞬間も、
冒険旅行ならではの醍醐味です。

およそ自分だったら選ばない運命や、
葛藤や、
もめごと、
失望が過ぎたときに、
台風一過の青空と、たくさんの『お土産』がもらえるのも、
ミステリーツアーの幸せな特典です。

21年前に、この本で私は、

あなたが生まれて
小田 ゆり
ポプラ社
2001-06T

『これから先、ダウン症の人が生まれる理由をわかっていきたい』と書きました。

わかりましたか?

はい。ちょっとわかりました。
それは、彼らは宇宙人であり、地球に遊びに来てくれたのではないか、と。

エイブラハムの引き寄せの法則という概念で、
感情の22段階っていうのが、ありますよね。


①喜び・自信・自由・愛・感謝・大いなる気づき
②情熱
③熱意・やる気・幸せ
④ポジティブな期待・信頼
⑤楽観
⑥希望
⑦満足
⑧退屈
⑨悲観
⑩ストレス・イライラ・我慢
⑪圧迫感・戸惑い
⑫落胆・失望
⑬疑い
⑭心配
⑮非難
⑯挫折・落胆
⑰怒り
⑱復讐心
⑲敵意・激怒
⑳嫉妬
㉑罪悪感・自信喪失・自己卑下
㉒恐怖・憂鬱・絶望・無気力・苦悩

この感情が上に行くほど、
宇宙エネルギーに近いのだと言います。

これを見たとき、私は驚きました。
だって、息子は、1〜7番までしか、
持っていないので・・・。

知恵があるほど、下の感情が優位になりがちですよね。

でも、結局求めるのは、1〜7番です。

ダウン症の人は、『静か』です。
小さい時には、その『静けさ』が、
『遅れ』や『鈍さ』に見えたものです。

しかし今は違います。
1〜7番のみを持つ彼らのそばにいる感覚は、
温泉につかったときのような心地よさです。

冒険旅行をして、時々温泉に浸かれる。

だから、もしも、予期せず『ミステリーツアー』へのお誘いがきたとしても、
そんなにあわてずに、1〜7番の感情をふんだんにもらうという
大切な特典を忘れないでほしいと思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加

スマホを持つようになって、
本当に情報過多だと思います。

読みたくもなかった記事を読み、
見たくもなかったものを見て、
脳がゴミだらけになってしまいます。

このブログを2018年に始めるきっかけになった本、
学びを結果に変えるアウトプット大全
樺沢紫苑
サンクチュアリ出版
2018-08-03

の著者、
樺沢先生は、ストレス解消の秘訣として、
『運動(自分がやっていて苦じゃないもの)
・睡眠(六時間を切ってはならない、七時間を推奨)
・朝さんぽ(起きてまもなく)』
を推奨されています。

私には長年のモーニングルーティーンである
Yogaがあるので、朝さんぽは必要ないと思っていましたが、
行ってみると、まぁ、気持ちがいいこと・・・。
歩いている人の気持ちがわかりました。

朝の空気、川の音、上ってくる朝日、西にうっすらとピンク色に染まった富士山・・・。

これ、全部タダですからね・・・。
歩かないと損だ〜と思いました。

朝さんぽが気持ちがいいって、
なんか年寄っぽいですかね~

でも、けっこう若いお兄さん、お姉さんも、
ジョギングしています。

さんぽ&ヨガのあとの、
朝ご飯がこれまた、美味しすぎます。

ささやかな新しいこと、スタートです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

うちの妹の結婚式の最後の挨拶で、

義弟が言いました。

『世界中を敵に回しても○○さんを幸せにします』

頭が良くて、冷静沈着な彼が、

そんなことを言ったので、本当に驚きました。

義弟のお母さまも思わず、息子の顔を見たくらいでした。

でも、花嫁の身内としては、胸きゅんの出来事で、

ヨッ!

オオーッ!みたいな感じで、会場は盛り上がりました。

 あれから二十数年、

妹夫婦はとても仲良くやっています。

そして、たまーに『世界中を敵に回しても』

のネタで冗談を交わします。

『わたし、犯罪者じゃないからさ。敵とかいないし』

『あれはなんだったの笑』

『恋愛が最高潮の若気の至りよ』

とかいって・・・。

ニノを見ていると、

あの義弟の言葉を思い出さずにはいられません。

ニノは、『世界中を敵に回すこと』

けっこうします。

それって、男気なんですかねぇ。

私は、智の次にニノが好きでしたが、

最近常に『失恋気分』を味わわせる彼とは、

少し距離を置くことにしました

大変、驚きを感じています。

なに、今度は○○ハムのCMって。

あと、ああやって、ご家族のことを、発言してやっていく方針なんですね。

アイドルって、そういうの一切匂わないようにしていく人が多いけど、

ニノは違う、

新しい路線でいくんですね。

嵐なのに。

っいう驚きで、嵐ファンの一人として、受け止めました。

でも、もしも、あれが智だったら、と考えると・・・

智が幸せなら良い、と思うと思います

必死で、『迎合』していくんだと思います。

そして、迎合が、ナチュラルになるまで、

自分をすり合わせるだろうと。

だから、ニノが一番好きでやってきた方たちは、

今、本当に心で泣きながら、

必死で祝福をして、

応援していっているのだと思います。

ディスっても辛いだけだし、

振り落とされそうになりながら

ニノについていくのに精いっぱい。

ニノはニノで、

『俺のファンでいさせてやるよ』

的なドSのノリで、

『世界中を敵に回しても』

幸せにしていくんだという姿勢を貫くのでしょう。

ニノ担の人たちは、本当に大変な時だと思います。

ニノはどんどん変化していってしまうから、

不安になりますが・・・。

ただ、新しい魅力を見せてほしいから、

たくさんの経験を積んでほしいから、

静観していきましょう

静観、静観・・・。

 







このエントリーをはてなブックマークに追加

10年ということで、

色んな人に流れた10年という月日を思います。

生まれた赤ちゃんは10才になり、

10才だった子は成人に。

そして、我が家でも、

高校生だった息子がもう28才

小6だった娘が春から社会人です。

10年ひと昔・・・、なんて浸っている場合でなく、

今は今で、コロナや新たな災害の兆候だのなんだので

気ぜわしく・・・。

ただ、思うんですよね。

生きていることをよろこびたいって。

3.11の日には、

もう地球が完全に狂ったのだと思いました。

ここも同じように終わるって。

だから夜になって、星が出て、月を見たときに、逆にぞっとしました。

朝には黒い太陽でも出るかと思いきや、やや白っぽいものの、

正確に東から上に昇ってきたときには、

非情だなと思いました。

あんなことがあったのに、普通にやるんだ?

という感じで。

もう何もかも終わりじゃないのかって。

だから、予定していた新車購入なんか全部キャンセルして、

ただ、『備える』だけの生き方にシフトすべきと夫に言いました。

すると夫は『はぁ?なんで?何が心配なの?』

この人、狂ってるって思いました。

『いつも通り、予定どおり、前向きに行こうぜ』

そう言いました。

そして、夫の判断は、正しかったです。

まだ、私たちは生かされております。

あの時に感じた、『終わり』感、悲しみ、恐怖を思い出すだけで、

身内が一人もなくなっていないのに、

涙がでます。

現地の方々にはいかほどかと思います。

忘れようがないですが、

ただ、怖がって備えるだけでなく、

喜びと感謝で、

日々生きていきたいなと思います。


このエントリーをはてなブックマークに追加

7105A6C3-04EA-469F-8687-E58E53C4D8AA

結婚30周年を迎えました!

娘からチョコレートケーキのプレゼント。

生クリームたっぷりで最高に美味しかったです〜

いや〜、結婚30周年ですって〜

家族のみんな、友人たち、

本当にありがとうございました。

ここまでやってこられました。

金婚式、エメラルド婚式、、、

などの先輩に比べたらまだまだですが、、、。

私たちにしては上出来です。

だって、ほんとに喧嘩ばっかりしていましたし、

なかなか二人とも成長しなくて、、、。

40代後半くらいからですかね、

お互いに労りの気持ちを持てるようになったのは、、、。

何より両家の親きょうだい、友人たちに

助けられてやってこられました
感謝しております
436F9B46-2480-4848-AAC2-F8CB59B7FCBA


30年前の今日ですよ。

ポワポワしてますよね。

あたしは勝手に幸せ星へと

運ばれていくんだと信じていました。

『幸せは2倍に辛いことは半分に』なんていう

諸先輩方の祝辞なんか、

耳に入りゃしませんでした。

だってしあわせなんだもーん、

みたいな。

例えるならこの時の私たちは、

丸太みたいなもの。

生まれっぱなしの丸太です。

そこから、いろんな『まさか』があって、

びっくりしたり、

泣いたり、

削られ、切られ、そして、

研磨されてきました。

熊の置物みたいに、

何かしら自分がなりたいと望んだ形に

なろうとしてきたのだと思います。

何になれた?

熊どころか、

何にもなれませんでしたね。

何にもなれないのだ、ということがわかった

30年でした。

さんざん形づくろうと、

もがいたけど、

あたしはあたしであることを認める

あたしはこんなあたしが

好きなんだな、という

結論に至りましたね。

なにそれ?

だって、切られ、削られ、

粉々になっても、

何かあたし以外のかっこいいものに

なれないので、、、。

諦めるしかないという。

それは夫も同じだと思います。

いろんな人と出会い、いろんなことを

して、仕事に忙殺された時期を越えて、

結局今は、青春を捧げてきた

ラグビーに生きがいを見出しています。

『生まれっぱなし』に戻って、

そこを充実させていく時期に

なったのですかね。

大人になった子どもたち2人と共に、

4人で暮らせる今を大切に、

のんびり、楽しく歩んで行きたいと思います。




このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ

google-site-verification" content="gCdhqt6JOn7uZJsuZzLkf76IZQqJIEdWVgELzlH28kggCdhqt6JOn7uZJsuZzLkf76IZQqJIEdWVgELzlH28kg