そもそも『自分史リトルバード』を始めたきっかけは、
親の自分史を作ろうと、と思ったことでした。
自分史にもいろいろありますが、
写真が中心のフォトブック自分史が良いと思いました。
そこで実家に行き、写真を何百枚もスキャンしました。
これは自分史講座で先生が教えてくれました。
とても便利です。
(今はもう生産していないみたい・・・)
アルバムのデジタル化に大変便利で、考えた人、天才だと思います。
ただ、写真を大きくすると、
ピントが甘くなるので、
Photoshopで修整をかけますが、
それが一枚ずつになると、
時間がかかるのなんのって・・・。
『ママってほんとうに仕事が遅いね』
って、娘に言われることになります。
一瞬で整ったアルバムにしてくれる
『カメラのキタムラ』に行きたい衝動を抑えつつ、
『自社』で奮闘しました。
そして、それは、親の人生と向き合うという点で、
とても意味のあることでした。
母の顔を300倍に拡大して写真の汚れを消して、
父のスーツを200倍に伸ばして、
紺色を入れて・・・。
とやっているうちに、何度も何百回も、
過去の親と対面しました。
驚いたことー。
それは、二人の笑顔の素晴らしさでした。
何、親の自慢しているの?
と思われたら、すみません。
でもそうじゃないのです。
きっと、時代なんだと思います。
高度成長期、石原裕次郎、田中角栄、列島改造論・・・。
日本という国そのものが若く、
勢いが盛んなわけです。
その時の若者は、イキイキしているのですね。
時代背景があったとしても、
驚いたのですよ。
だって、私の中の母像って、
とんがった人。
父にとことん尽くすくせに、ちくりと文句を言う、
ツンデレ女というのがあったから。
父は子を溺愛するたちだという認識でしたが、
母は冷静な人だと思っていました。
『お母さんのころは子育て、なんて優雅にできなかったわよ。
舅に仕えて、親せき、近所、家のことで髪を振り乱して大忙し。
子育てが大変、なんて贅沢言わないの!』
『お母さんなんか、忙しくて、子どもとまともに向き合う時間なんかなかった』
という言葉を常に言われていたので・・・。
ところが、写真の中の母は、とても素敵に『子育て』を満喫されているご様子。
髪、整ってますけど?
いつもスカートにパンプスで赤ちゃん抱っこして、
かっこいいけど?
全然大変そうではないですよ?
だってこんなに父と二人で、
超楽しそうに毎日、笑っているし!
今、目の前の母は、
気弱にもなってきて、
『コロナどうなっちゃうんだろうねぇ』
とかすぐに言います。
父も、政治家のことを怒ったりしています。
年寄っぽくて、いやです。
だけど、両親もこんなに若くて、きれいだったんだ。
私は『子育て』されたんだな、ということが改めてわかりました。
両親のアルバム作り=私の自分史でもあったわけです。
特に母の笑顔は、きらきらしていて、子どもを溺愛している感じでちょっと驚き!
それだけ彼女は、過去を語るとき、
『大変だった。いやだった』
しか言わなかったので・・・。
もしも今、目の前の親の老いを実感し、
もやもやしている方がいらしたら、
実家に行って、親のアルバムをスマホで撮ることをお勧めします。
アプリのグーグルフォトでもいいのではないでしょうか。
そして、ぜひとも、指で広げて、
彼らの顔を観察してみてください。
何か、感じるものがあるはずです。
写真って、すごいですねぇ。
写真って、未来のために、撮っておくものなのですね!
親の自分史を作ろうと、と思ったことでした。
自分史にもいろいろありますが、
写真が中心のフォトブック自分史が良いと思いました。
そこで実家に行き、写真を何百枚もスキャンしました。
これは自分史講座で先生が教えてくれました。
とても便利です。
(今はもう生産していないみたい・・・)
アルバムのデジタル化に大変便利で、考えた人、天才だと思います。
ただ、写真を大きくすると、
ピントが甘くなるので、
Photoshopで修整をかけますが、
それが一枚ずつになると、
時間がかかるのなんのって・・・。
『ママってほんとうに仕事が遅いね』
って、娘に言われることになります。
一瞬で整ったアルバムにしてくれる
『カメラのキタムラ』に行きたい衝動を抑えつつ、
『自社』で奮闘しました。
そして、それは、親の人生と向き合うという点で、
とても意味のあることでした。
母の顔を300倍に拡大して写真の汚れを消して、
父のスーツを200倍に伸ばして、
紺色を入れて・・・。
とやっているうちに、何度も何百回も、
過去の親と対面しました。
驚いたことー。
それは、二人の笑顔の素晴らしさでした。
何、親の自慢しているの?
と思われたら、すみません。
でもそうじゃないのです。
きっと、時代なんだと思います。
高度成長期、石原裕次郎、田中角栄、列島改造論・・・。
日本という国そのものが若く、
勢いが盛んなわけです。
その時の若者は、イキイキしているのですね。
時代背景があったとしても、
驚いたのですよ。
だって、私の中の母像って、
とんがった人。
父にとことん尽くすくせに、ちくりと文句を言う、
ツンデレ女というのがあったから。
父は子を溺愛するたちだという認識でしたが、
母は冷静な人だと思っていました。
『お母さんのころは子育て、なんて優雅にできなかったわよ。
舅に仕えて、親せき、近所、家のことで髪を振り乱して大忙し。
子育てが大変、なんて贅沢言わないの!』
『お母さんなんか、忙しくて、子どもとまともに向き合う時間なんかなかった』
という言葉を常に言われていたので・・・。
ところが、写真の中の母は、とても素敵に『子育て』を満喫されているご様子。
髪、整ってますけど?
いつもスカートにパンプスで赤ちゃん抱っこして、
かっこいいけど?
全然大変そうではないですよ?
だってこんなに父と二人で、
超楽しそうに毎日、笑っているし!
今、目の前の母は、
気弱にもなってきて、
『コロナどうなっちゃうんだろうねぇ』
とかすぐに言います。
父も、政治家のことを怒ったりしています。
年寄っぽくて、いやです。
だけど、両親もこんなに若くて、きれいだったんだ。
私は『子育て』されたんだな、ということが改めてわかりました。
両親のアルバム作り=私の自分史でもあったわけです。
特に母の笑顔は、きらきらしていて、子どもを溺愛している感じでちょっと驚き!
それだけ彼女は、過去を語るとき、
『大変だった。いやだった』
しか言わなかったので・・・。
もしも今、目の前の親の老いを実感し、
もやもやしている方がいらしたら、
実家に行って、親のアルバムをスマホで撮ることをお勧めします。
アプリのグーグルフォトでもいいのではないでしょうか。
そして、ぜひとも、指で広げて、
彼らの顔を観察してみてください。
何か、感じるものがあるはずです。
写真って、すごいですねぇ。
写真って、未来のために、撮っておくものなのですね!