50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2021年01月

そもそも『自分史リトルバード』を始めたきっかけは、

親の自分史を作ろうと、と思ったことでした。

自分史にもいろいろありますが、

写真が中心のフォトブック自分史が良いと思いました。

そこで実家に行き、写真を何百枚もスキャンしました。


これは自分史講座で先生が教えてくれました。

とても便利です。

(今はもう生産していないみたい・・・)

アルバムのデジタル化に大変便利で、考えた人、天才だと思います。

ただ、写真を大きくすると、

ピントが甘くなるので、

Photoshopで修整をかけますが、

それが一枚ずつになると、

時間がかかるのなんのって・・・。

『ママってほんとうに仕事が遅いね』

って、娘に言われることになります。

一瞬で整ったアルバムにしてくれる

『カメラのキタムラ』に行きたい衝動を抑えつつ、

『自社』で奮闘しました。

そして、それは、親の人生と向き合うという点で、

とても意味のあることでした。

母の顔を300倍に拡大して写真の汚れを消して、

父のスーツを200倍に伸ばして、

紺色を入れて・・・。

とやっているうちに、何度も何百回も、

過去の親と対面しました。

驚いたことー。

それは、二人の笑顔の素晴らしさでした。

何、親の自慢しているの?

と思われたら、すみません。

でもそうじゃないのです。

きっと、時代なんだと思います。

高度成長期、石原裕次郎、田中角栄、列島改造論・・・。

日本という国そのものが若く、

勢いが盛んなわけです。

その時の若者は、イキイキしているのですね。

時代背景があったとしても、

驚いたのですよ。

だって、私の中の母像って、

とんがった人。

父にとことん尽くすくせに、ちくりと文句を言う、

ツンデレ女というのがあったから。

父は子を溺愛するたちだという認識でしたが、

母は冷静な人だと思っていました。

『お母さんのころは子育て、なんて優雅にできなかったわよ。

舅に仕えて、親せき、近所、家のことで髪を振り乱して大忙し。

子育てが大変、なんて贅沢言わないの!』

『お母さんなんか、忙しくて、子どもとまともに向き合う時間なんかなかった』

という言葉を常に言われていたので・・・。

ところが、写真の中の母は、とても素敵に『子育て』を満喫されているご様子。

髪、整ってますけど?

いつもスカートにパンプスで赤ちゃん抱っこして、

かっこいいけど?

全然大変そうではないですよ?

だってこんなに父と二人で、

超楽しそうに毎日、笑っているし!

今、目の前の母は、

気弱にもなってきて、

『コロナどうなっちゃうんだろうねぇ』

とかすぐに言います。

父も、政治家のことを怒ったりしています。

年寄っぽくて、いやです。

だけど、両親もこんなに若くて、きれいだったんだ。

私は『子育て』されたんだな、ということが改めてわかりました。

両親のアルバム作り=私の自分史でもあったわけです。

特に母の笑顔は、きらきらしていて、子どもを溺愛している感じでちょっと驚き!

それだけ彼女は、過去を語るとき、

『大変だった。いやだった』

しか言わなかったので・・・。

もしも今、目の前の親の老いを実感し、

もやもやしている方がいらしたら、

実家に行って、親のアルバムをスマホで撮ることをお勧めします。

アプリのグーグルフォトでもいいのではないでしょうか。

そして、ぜひとも、指で広げて、

彼らの顔を観察してみてください。

何か、感じるものがあるはずです。

写真って、すごいですねぇ。

写真って、未来のために、撮っておくものなのですね!



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昨日は冷凍庫みたいに寒くて、

北風が冷たくて、

もう鍋しかない!と。

夫に鍋、鍋言われても、

出すのが面倒で、

なかなかその気になれず。

しかし、昨日の夕方は有無を言わせず、

猛烈な勢いで

鍋を出していました。

身体が勝手に鍋の準備をしているという。

駅からチャリで帰宅した夫も

鍋を発見すると、大喜び!!

『やったぁ』

なんて。

今日は大寒。

さすがに一年で一番寒い頃だなと思いました。

ハフハフしながらすき焼き鍋をつついていると、

みんな一枚一枚着ているものを、

脱いでいきます。

そして最後にはTシャツになります。

それくらい、鍋ってあったまるんですね。

出すのが面倒なくせに、

一回出したが最後、毎日鍋をしたくなるのが

人情ってものです。

今夜も鍋にするつもりです!

再来週は立春という、この冬の最後の

ひと暴れの時期、

鍋で楽しく、温かく、お過ごしくださいませ。

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何気なくつけておいたワイドショーが、

やたらと恐怖をあおる音楽付きで、

未来は暗いぞ、と刷り込んでくる時などに・・・。

夫の先輩が亡くなったニュースが、

立て続けに入ってくる時・・・。

もう亡くなる人が出てくる年なんだなぁ。

(ああもう、いいことないのかなぁ。もうこれって、余生?)

みたいに思ったり、

(ああ、もう五十も半ば。私の人生って、なんだったのかな)

なんて思ったりする時ってありませんか。

そんなときには、『あるものに感謝』タイムをとると、

元気が出てきます。

何がある?

まず、50数年も女として生きてきたおびただしい、時間がある。

これって、百億出しても買えない、私の時間ですよね。

何がある?

命がある。

今、生きているから、まず幸せです。

空気、光が、無料である。

家もあるし、車もある。

身体もある。

電車が走り、バスも走る。

お店があって、

病院もある。

おまわりさんもいてくれる。

冷蔵庫には、卵があって、ビールもある。

そして、出会ってくれた家族がいる。

友人もいる。

ある、ある、ある、ある。

私には、もったいないほど、幸せが『ある』。

・・・そんな風に超身近なところから、

『あたりまえ』のものを中心に

改めての感謝タイムを始めると、

元気が復活します。

自分の命が、ほんとうに愛おしい、奇跡な存在に思えてきます。

そうなれば、いったんリセットできます。

感じた不安も、恐怖も、失望も、

一掃されます。

そんな感じで、一分でも、

あるものに感謝タイム、とってみませんか。
















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三月に結婚30周年を迎えます。

すごいなぁ、、、と我ながら自分たちを褒めたいと思います。

四年つきあって結婚したので、もう34年の付き合いの中、

喧嘩ばかりしてきたので、

よくもったなぁ、という意味で、褒めたいのです。

『よく我慢した』

『よく耐えた』

そして、

『よく学んだ』

と思います。

過ぎてみて思うのは、

夫や家族とのからみの中で、

突きつけられるのは、

『自分の姿』

なんですよね。

相手に対してどんな対応をするか、

どんな言葉を発するか、

どんな顔をするか、、、。

どん底まで最低の女になったし、

最低の母親にもなったと思います。

そんな自分が嫌だから、

成長したくて、

変わりたくて、

でも、三歩進んで四歩下がるような毎日で・・・。

何か、事件が起きると、

一気に成長したりして、

帳尻を合わせて・・・、なんていう日々でした。

だけど、これからは、

波風を立てずに、

ゆったりとした気持ちで歩んでいきたいです~。

夫とは一分一秒離れたくない・・・なんて思って結婚をしました。

毎日同じ家に帰るのが夢でした。

しかし、

『こんなはずじゃなかった』

『こんな変なやつだと思わなかった』

という時はすぐに訪れました。

よく言われることですが、

『釣った魚にエサはやらない』態度に、

まず、びっくりするわけですね。

ひとつの家計で生活していくのだから、

当たり前なのですが、

ひどい、とか、悲しい、なんて、

しょうもなく泣いたりしました。

その後もまぁ、妊娠、出産、子育て、

入園、

第二子出産、子育て・・・、

入学、卒業、入学、卒業・・・。

運動会、文化祭、部活の送迎、応援、塾の送迎だの、

帰省だの、法事だの、まあまあたくさんの

初シチュエーションの中で、

夫を尊敬したり、軽蔑したり、

助けてもらったり、助けたり・・・。

ふぅ・・・、よく続いたよ・・・。

で、これからの夫婦の夢は、

お互いの自立ですね。

付き合っていたころみたいになりたいな、と思っています。

お互いに仕事をし、別会計で、お互いの家に帰る、みたいに。

物理的に離れることも、あるかもしれません。

夫は実家への思慕が年々強くなるので、

『帰りたいならいつでもどうぞ~』

そう言ってあげたいです。

そして、お互いを付き合っていた時みたいに、

尊重し合って、少し離れた感情で、眺められたらいいなと思っています。

これまではまるで、夫は自分の分身みたい。

私も夫のそれみたいでしたから・・・。

一人の男として、やりたいことをやってほしいと・・・。

かつて私は、妊娠と同時に仕事を辞めてしまいましたが、

あそこが運命の分かれ道だったと思います。

当時勤めていた会社は、産休、育休がなかったのです。

当たり前に辞めましたが、仕事を手放すということは、

夫に依存しないと生きていかれないということなんだ、ということを、

知るべきでした。

どんなに夫が憎いと思っても、

彼がいないと今の生活ができないんだ、ということが何よりも無価値感を

覚えるポイントでした。

だから、必死でライターや記者の仕事をしてきました。

でも、夫が鼻で笑うくらいしか稼げやしませんでした。

今思えば、私は稼ぐことよりも、

もっと、自分を信じたり、励ましてあげるべきだったのです。

夫は、

『主婦だって大事な仕事だよ』

とか、

『子育てに専念しなさいよ』

などと言う。

それに感謝するどころか、またイライラ。

なんなんでしょうね。

若さがあふれていますから、

そんなことに価値を感じるゆとりなんかありませんでした。

こんなことはみんなやっている、あたりまえだ、と。

(私、ここで、何をしているんだろう)

なんて・・・。

今思えば、そういう声って、ほんとうに悪魔だな、と思います。

(夫に依存して、子どもとお砂遊び?これでいいの?)

(これでいいの?)

『はい、いいですよ』

ってどうして言えなかったのでしょうねぇ・・・。

いつも自分を焦らせて、責めていたような気がしています。

どんなに毎日同じことの繰り返しでも、

一円の稼ぎにもならなくても、

子育て専業主婦期は、

二度と戻れない通過した駅になってしまいました。

とてつもなく愛しくそして、さびしくなります・・・。

『ママ、おしごとがんばってね』 

娘は、私にこの言葉を書いた手紙を、百通以上はくれています。

いつもパソコンに向かう私に、持ってきてくれました。

それを見ると、泣いちゃいます。

背中を見せていたつもりでしょうけど、

もっともっと、遊んであげたらよかったかな、なんて・・・。

(まぁ、娘はいつも友達と遊んでいて、家に入ってくるのは、おやつの時だけだったけど・・・)

だけど、年をとってみれば、

『仕事』は、子育てが終わってからでも十分できるなぁ、と思います。

50を過ぎても、まだまだ若い!

生理が終わるから(もう半年きてません)

貧血も治ってくるし、なんだか快適!

焦る必要、まったくないぞ、と30代40代の私に伝えたい!

さて、結婚30周年をなぜ真珠婚式というのか、

調べてみたけど、良くわかりませんでした。

しかし、貝を無理やり開けて、

異物を入れる。

そして、長年かけて、貝が異物を育てるとあんなにきれいな真珠になる。

なんだか、結婚生活そのものみたいで、ちょっと感動しちゃいませんか?


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春から社会人になる娘は、

1人暮らしも視野に入れているらしく、

色々物件を調べています。

夫がすごい乗り気!

あそこは?

一階は避けてほしいな。

オートロックマストだよ!

なんて、、、。

そして、今日、候補地が

どんな街なのか気になり、

車で訪ねてみました。

不動産屋さんの前で、

あーでもない、こーでもない、

管理費が高いとか、

日当たりが、とかやってきました。

そして、何軒も見て周りました。

とても疲れました。

外観や、中は綺麗でも日当たりが良くない、とか、

日当たり最高だけど、

築40年とか、、、。

物件探しって大変なんですね。

またうちのお嬢さん、

贅沢ときています。

お風呂トイレ別、

ウォシュレットは当たり前。

新築が良いとか、

だけど家賃は安い方が良い!とか。

ありゃしませんね、そんなの、、、。

私は果てしない選択肢に途方に暮れました。

当たり前に1人暮らしをしている同僚を、

本当に尊敬しました。

更新だから、どこどこに引っ越した、

とか、今度は楽器を弾いても良い一軒家にした、

などの話を当たり前のことのように聞いていましたが、

決めるってすごいことだなぁって思いました。

家から決めるのか?

街から決めるのか?

職場までの近さなのか?

話し合いはまだ始まったばかり。

どうなるのでしょうかね?

夫は大学で東京に出てきた人だから、

とても嬉しそう。

『家から通えないこともないのに、1人暮らしするっていう娘に、嬉しそうな父親って珍しいね』

と私が言うと、

『やりたいっていうことは何でもやってみるべき!』

と。

『それに、万が一住んでみて嫌になったら、俺が住むから笑』

『なに?別居狙い?』

『良いね〜笑』

だって。

(なんとしても、そこでやり遂げろよ!!)

なんてプレッシャーかけられるより良いのかもしれないけど、、、。

面白い父親ですよね、うちの夫って。







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