
22才で平成がスタートして
30年間が経ちました。
仕事をして
恋愛をして
結婚をして
母親になって
まるまる女の人生が、平成と共にありました。
平成が終わるという今、私は更年期真最中。
義母の言葉を借りれば、
『更年期っていうのは、女から男に変わろうとする大仕事』の途中。
このGWを利用して、
いらないものを、目いっぱい処分しようと思いたち、
平成最後の日曜となった昨日から、
服の処分を開始しました。
なんだか、涙が出てきました。
あまりにも、似合わないものが多すぎて・・・。
なに、この服・・・。
『ごめんね…』
思わず自分に詫びました。
ファストファッションの店で安さにとびついて買ったもの、
本当にいらない、と思いました。
反対に、
高かったもの、
それも、もう、だいぶくたびれています。
冷静に見ると、けばだっていたり、
処分する時でしょう。
そして、大事なことに気付きました。
更年期のこの、なんだろう、
得体のしれない、つまらなさ、
やるせなさって、
こういう服たちの怨念なんじゃないか、と。
着てももらえない。
着ても似合いもしない。
そう、今、私は、似合わないものたちに囲まれて生活してはいまいか、と。
大好きなものが似合わなくなってしまった。
無意識に、鏡の中の自分に失望していたのですね。
捨てよう、捨てよう、捨て去ろう。
新しい、自分に似合う、服を買おう。
売ってないなら作ってもらおう。
大好きで似合うものを、探しにいこう。
靴、
バッグ、
言葉づかい、
立ち居振る舞い、
考え方、
行動パターン、
食べるもの、
飲むもの、
会う人、
仕事、
などなど・・・。
今の自分にもう、似合わない、
必要のないものを
処分したり、
距離をおいたりしよう。
さもなくば、
私はずっと得体のしれない、つまらなさを抱えて
更年期という濡れた毛布にくるまっていなくてはならないのですから。
令和には
私たちは生かせてもらえる限り、これからどんどん老人になっていきます。
ぶるぶるぶる・・・。
若い今を大切に、
似合うものを身につけて、
ふさわしい言葉を操り、
素敵に日々を送りたいですよね。
令和が明後日に幕を開けます。
どうぞ皆様、お健やかに!!
さらば平成!!
ようこそ令和!!