50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

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『これじゃネグレクトだよ』
娘の言葉にうなづいた。

11月3日のデビュー記念日に、
復活のお知らせがファンクラブをつうじて
来ると信じていた娘と私は、
一日中ソワソワしていた。

しかし、潤と翔とニノがSNSで
触れただけだった。

(スルーかよ)

私は、
なんか糸がぷつんと切れた。

復活を勝手に信じて、
その知らせが入ったら、
近所が震撼するほどの、
ぎゃー、
きゃー、
を叫ぶ予定だった。

でも、なんか、ぷつんと、きた。

私は娘に言った。

『休止前のファンサービス、
すごかったよね?
嵐のファンって大事にされていて、
幸せだったし、
あれ以上のファンサービスなんて、
もうないんじゃないの?
あれ以上の輝きなんて、
もう出せないんだよ、
漫画のキャラクターみたいに、永遠じゃない、
年取るし、
もう5人でわちゃわちゃやっても、
面白くないんだよ』

『どういうこと?』

『復活して、嵐の5人で
何をやればいいの?
もうあれ以上はないよ。
あれ以上出来ないから、
復活しないんじゃないの?
頂点で伝説になった方がいいのかもよ。
なんか落ち目になるのなんか、
見たくないって気持ちにもなってきたよ、ママ』

『、、、だとしても』

娘は言った。

『そうだとしても、いてくれるだけで良いの。
ママだってそうでしょう?
聖子や矢沢永吉が前と同じように、
何か出来なくなったって、
活動してくれるだけで
幸せなんでしょ?』

活動してくれるだけで幸せ。

うーん、なんという可愛い娘よ!
そーだよね。

ヒットチャートを賑わさなくても、
テレビに出なくても、
活動してくれてるだけで
幸せなのが、
ファンよね!

『そうだね、、、』

漫画のキャラクターではない、
推しは、
ずっと同じではいられない。

バイオリンのような高音で弾むように
歌ってた聖子ちゃんが、
キーを下げ、
低ーい声で歌うという現実が、
生き物の推しの姿だ。

だからと言って幻滅なんかしない。

だって自分も歳をとるからね。

同じ時代を一緒に生きて、
歳を重ねる幸せという方へ、
移行していき、
ファンの人だけを喜ばす存在へと
なるかもしれないけど、
それが生き物の証よ!

嵐のみんなも歳を取ることは、
わかってる。

一緒に時代を生きていく喜びを、
ファンに与えてくれはしまいか。

待ってます、
もうネグレクトはやめてくれー。
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娘と色々話していて、
結局毒親ってなんなんだ、と。

過保護、過干渉、
ネグレクト、育児放棄、
放任、無関心、
色々ある中で、
何が一番『毒』なんだ、という話になった。

『私が思うに、働いていても専業主婦でも、
本当に辛い時、
いざという時に、
助けてくれない親は、
一番ひどいと思う』

だって。

ドキッとした。

いうね〜。

私は、夫は、
いざという時、
娘に寄り添ってきていたか?
いるか?

考えさせられた。
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UntitledPost (8)
今となってはどうでも良いことで、
大騒ぎをして、
泣いたり、落ち込んだことって、
ありますよね。

八年前のこと。
娘が高校受験で第一志望を逃した時のこと。

私はひどく落ち込み、
塾選びが悪かったのか、
娘が勉強不足だったとか、
色んなことを考えて、
落ち込みました。

そして、極めつけ。
あまりショックを受けていないかに見えてしまった娘を、
𠮟りつけたのです。

努力が甘かったせいだ、と。

学年全体の保護者と生徒のお別れ会で、
大盛り上がりをする『第一志望合格者』母子の
笑顔の中、
私の心は真っ暗でした。

もちろん、娘だって私に遠慮して、
笑えやしなかったことでしょう。

ふりかえって、
自分を殴りたいです。

バカじゃないの。
娘は自分なりに努力をして、
ちゃんと行く高校を決めた。

それなのに、
そんな娘に労いの言葉ひとつかけないで、
叱りつけて、落ち込むなんて・・・。

母親として、最悪の対応をしたわねっ!

その高校のおかげで、
第一志望の大学に進み、
夢をかなえた娘を見るにつけ、先輩ママ達が口を揃えて言ってくれた言葉は真実だったと確信します。 『受かったところが良いところ』

3月が来ると、過去の自分の未熟さに
ため息が出ます。
そして、この言葉を申し送りたいと思います。 『合格をくれたところが最善のところ』

あの時はほんとうにごめんね。


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UntitledPost (3)
『おまえって子は、何をやっても喜ばない子だよねぇ。
○○(妹)なんか、何かしてもらったら、そんなに喜ばなくてもいいというくらい、
ものすごく喜ぶのにねぇ。
・・・ああ、そうだ。
お父さんが、欲しがってもいないものを、
なんでもかんでも先回りして買ってやったのがいけなかったのよ。
ね、お父さん?』

『ああ、そうだなぁ。俺は○○(私)が何かを見ているだけで、
買ってやりたくてどうしょうもなかったんだよ』

私はよーく、両親にこんな風に言われました。

確かに、妹は、
幼い時から、とても喜びを表現する子で、
何かを買ってもらったりすると、
『一緒に寝る』とか、ずっと持っているような子でした。
そんな姿を見て、両親は私をよく怒りました。

『まったく喜ばない子だよね。当たり前の顔をしているんだから』
って・・・。
『喜んでるよ…嬉しいよ』
と言うと、
『そんなわけないわ、こんなところにほったらかして・・・。
大事ならすぐにしまいなさい!!』
とかね。

昨日、久しぶりに、両親の憤慨を思い出しました。

娘のことです。

春からマンションで一人暮らしをしていますが、
初めての冬を迎えて、とても寒がっていました。
エアコンと電気ストーブとホットカーペットだけでは、寒いとのこと・・・。

じゃあ、と私たち親は、
電気のセラミックファンヒーターなるものを購入して、
届けました。
わくわくして感想を待っていると、
『もったいないからつけていない・・・っていうか、
あまり温かくない・・・』

がっくり・・・。

まあ仕方がありません。
頼まれてもいないものを勝手に持って行ったのですから・・・。
(父は私が何かを見ていると、買いたくなったと言いましたが、
私は娘が見てもいないのに買うという・・・)

ただ、私も寒いのが本当に苦手なので、
『エアコンって冬につけると、
すーすーして寒いんだね。
だけど、我慢してる』

なんていう言葉を聞くと、いてもたってもいられません。

次の出番は、
娘が大好きな恩師から、引っ越し祝いにもらった
『デロンギヒーター』です。
もう使わないから色々あげるよって、
先生ったら、
ホットカーペット、デロンギ、そして、
新品の電子レンジをプレゼントしてくれたのですよ。
こんな先生っています?
有難かったです

で、家に置いてあったデロンギを、
マンションに投入。

『ほんわかしてあったかい』

しかし、部屋が温まるまでに何時間もかかるとのこと・・・。

そしてついにサプライズで、
ガスファンヒーターを投入しました。
(お金は本人が出す予定)

本人がもっとも好きな暖房機器。
これ以上があるとしたら、
もう薪ストーブでしょうよ。
(写真はイメージです)


そしてデロンギは撤収です。

さぞかし喜ぶと思いきや、
『あ、まだつけてないや』
『今つけた。暑いくらい。ありがとう』
以上。

私は思わず、
上記の両親の言葉を、思い出しました。

『ほんと、やってあげがいのない子だよね』
なんてうっかり心の声を、
送信してしまいました

すると娘。
『うれしいよ。ありがとう』

あー、わかるこの感じ。
まるで昔親に怒られていた、自分を見ているようでした。

うれしいんだよね?
だけど、全然嬉しそうに感じられないんだよね?
正直、やってもらい慣れてるよね

娘の思いはこうでしょうよ。

(は。別に頼んでないし・・・我慢できるし、節約してるし・・・)

ああ、親になってわかる親の心。
そして、私に似ている娘の
ありがたみのない雰囲気・・・。

親が妹を引き合いに出して怒った気持ちが、
やっとわかりました。

恩に着せているわけではないですし、
勝手にやっているのですが、
もっとテンション高く喜ぶところを、
勝手に想像してしまうのですね

だけど、娘が寒い、寒い、というのを聞かなくて済むと思うと、
とてもほっとしています。
そう、自分のためでもあるのです

ちなみに妹は、
今でもとても、感動屋さんで、
愛情深い女性です

しかし最近では私の方が、
何かをしてもらったら、喜ぶような気がします。
妹は、夫や子にけっこう色々してもらうので、
やってもらい慣れてきたのではないでしょうか~

つまり、喜びの度合いって、
やってもらっていないからこそ、なのかもしれないですね、きっと

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久しぶりに帰省した娘と、
湘南ドライブ。
娘の運転で、圏央道を爆走してきました。

娘は高速道路を走る方が楽しいしラクだといい、
追い越し車線をぶっ飛ばすスタイルです。

ありえないっつーの!
という感じ。

私は首都高速は運転できないし、
中央道の一部区間、左車線を
80キロキープで走るというスタイル。

なにがあっても追い抜くことはないという。

それなのにこの娘ときたら、
ハンドル握ると人格変わります。

ルールは守る子だったはずなのに


『今、もう25キロオーバーだよ』
『ねえ、30キロオーバーだよ』
『ねえまじで、車空中分解するよ?』

私は、右脚でそこにないブレーキを踏みながら、言い続けます。

『わかってるよ、これ抜かないと逆に怖い。合流くるからこっちが安全』

とかなんとか。

走行距離間もなく80000キロの我が愛車、
軽自動車が、吹っ飛びそうです。

が、娘を見るとなんか安心感もあるという、、、。

あ、わかった。

旦那のDNAですね。

二人の運転スタイルはよく似ています。

飛ばすけど、上手い。
早く着く。

『私が爆走したからお兄ちゃんのお迎え間に合ったでしょ』

だって。

ありがとう、とても楽しい江ノ島ドライブandランチでした!
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