『これじゃネグレクトだよ』
娘の言葉にうなづいた。
11月3日のデビュー記念日に、
復活のお知らせがファンクラブをつうじて
来ると信じていた娘と私は、
一日中ソワソワしていた。
しかし、潤と翔とニノがSNSで
触れただけだった。
(スルーかよ)
私は、
なんか糸がぷつんと切れた。
復活を勝手に信じて、
その知らせが入ったら、
近所が震撼するほどの、
ぎゃー、
きゃー、
を叫ぶ予定だった。
でも、なんか、ぷつんと、きた。
私は娘に言った。
『休止前のファンサービス、
すごかったよね?
嵐のファンって大事にされていて、
幸せだったし、
あれ以上のファンサービスなんて、
もうないんじゃないの?
あれ以上の輝きなんて、
もう出せないんだよ、
漫画のキャラクターみたいに、永遠じゃない、
年取るし、
もう5人でわちゃわちゃやっても、
面白くないんだよ』
『どういうこと?』
『復活して、嵐の5人で
何をやればいいの?
もうあれ以上はないよ。
あれ以上出来ないから、
復活しないんじゃないの?
頂点で伝説になった方がいいのかもよ。
なんか落ち目になるのなんか、
見たくないって気持ちにもなってきたよ、ママ』
『、、、だとしても』
娘は言った。
『そうだとしても、いてくれるだけで良いの。
ママだってそうでしょう?
聖子や矢沢永吉が前と同じように、
何か出来なくなったって、
活動してくれるだけで
幸せなんでしょ?』
活動してくれるだけで幸せ。
うーん、なんという可愛い娘よ!
そーだよね。
ヒットチャートを賑わさなくても、
テレビに出なくても、
活動してくれてるだけで
幸せなのが、
ファンよね!
『そうだね、、、』
漫画のキャラクターではない、
推しは、
ずっと同じではいられない。
バイオリンのような高音で弾むように
歌ってた聖子ちゃんが、
キーを下げ、
低ーい声で歌うという現実が、
生き物の推しの姿だ。
だからと言って幻滅なんかしない。
だって自分も歳をとるからね。
同じ時代を一緒に生きて、
歳を重ねる幸せという方へ、
移行していき、
ファンの人だけを喜ばす存在へと
なるかもしれないけど、
それが生き物の証よ!
嵐のみんなも歳を取ることは、
わかってる。
一緒に時代を生きていく喜びを、
ファンに与えてくれはしまいか。
待ってます、
もうネグレクトはやめてくれー。
娘の言葉にうなづいた。
11月3日のデビュー記念日に、
復活のお知らせがファンクラブをつうじて
来ると信じていた娘と私は、
一日中ソワソワしていた。
しかし、潤と翔とニノがSNSで
触れただけだった。
(スルーかよ)
私は、
なんか糸がぷつんと切れた。
復活を勝手に信じて、
その知らせが入ったら、
近所が震撼するほどの、
ぎゃー、
きゃー、
を叫ぶ予定だった。
でも、なんか、ぷつんと、きた。
私は娘に言った。
『休止前のファンサービス、
すごかったよね?
嵐のファンって大事にされていて、
幸せだったし、
あれ以上のファンサービスなんて、
もうないんじゃないの?
あれ以上の輝きなんて、
もう出せないんだよ、
漫画のキャラクターみたいに、永遠じゃない、
年取るし、
もう5人でわちゃわちゃやっても、
面白くないんだよ』
『どういうこと?』
『復活して、嵐の5人で
何をやればいいの?
もうあれ以上はないよ。
あれ以上出来ないから、
復活しないんじゃないの?
頂点で伝説になった方がいいのかもよ。
なんか落ち目になるのなんか、
見たくないって気持ちにもなってきたよ、ママ』
『、、、だとしても』
娘は言った。
『そうだとしても、いてくれるだけで良いの。
ママだってそうでしょう?
聖子や矢沢永吉が前と同じように、
何か出来なくなったって、
活動してくれるだけで
幸せなんでしょ?』
活動してくれるだけで幸せ。
うーん、なんという可愛い娘よ!
そーだよね。
ヒットチャートを賑わさなくても、
テレビに出なくても、
活動してくれてるだけで
幸せなのが、
ファンよね!
『そうだね、、、』
漫画のキャラクターではない、
推しは、
ずっと同じではいられない。
バイオリンのような高音で弾むように
歌ってた聖子ちゃんが、
キーを下げ、
低ーい声で歌うという現実が、
生き物の推しの姿だ。
だからと言って幻滅なんかしない。
だって自分も歳をとるからね。
同じ時代を一緒に生きて、
歳を重ねる幸せという方へ、
移行していき、
ファンの人だけを喜ばす存在へと
なるかもしれないけど、
それが生き物の証よ!
嵐のみんなも歳を取ることは、
わかってる。
一緒に時代を生きていく喜びを、
ファンに与えてくれはしまいか。
待ってます、
もうネグレクトはやめてくれー。