50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2018年11月

今日出会った本はこんな本です。



学生たちからも、けっこう借りられています。
私も読んでみました。
著者はやり手の営業マン出身で経験したことが書いてあるので、
納得できることが多いです。
印象に残ったことを書いてみます。

・一流の気配り力とは、俯瞰・共感・論理・サービス・尊敬という五つの力のことである。
・人は五つの力のうち、得意分野があるが、苦手分野を伸ばしていけばバランスの良い気配りができる。
・前日のお礼は朝の七時までにメールするか、帰宅後すぐに直筆で葉書を出す。
・共感+提案。『寒かったでしょう。(共感)+エアコンの温度をあげますね(提案)』
・相手が聞きたいことを話すようにする。
・話すときは、タイトル、目次を決めて、わかりやすく話す。
・結論から述べて根拠を示す。
・冷静と情熱のバランスをとり、常に公平な態度で人に接する。
・ミスをした相手を責めるのではなく、未来志向の提案、客観的助言をする。
・相手のメンツをつぶさない。
・意見の合わない相手の言葉もまずは、受け止める。
・見ている人は見ている。
・どんなにつまらなく思える仕事でも、やると決めたらやることで次につながる。
→とある会社の社員は、10年間店舗周りの掃除を続けていた。その姿をずっと見ていた通行人が、
ある日、銀行の支店長になった。真っ先に投資先をその会社に決めたという例がある。
自分の行いを誰がどこで見ているかわからないということ。
・素直に勝る宝なし。
・ダメ出しをされて頭にきても、『はい』と一旦素直に聞いて良く考える。それでも自分が
正しいと思ったら、その根拠を示せばいい。
・人の話は遮らないで聴く。傾聴する。
・『私、人見知りなんです』=『私にみんな、気を使ってね』
・その場のキーパーソンが何を求めているか、何が快適と感じている場なのかを読み取り、
アプローチを変えていく。
→人間関係を結びたい人、確かなデータ、数字的根拠が欲しい人、相手を知ること。

早大で教えたり、経営者向けの講演をしている著者は、65才です。
オールラウンドな人ですね。
こんなこと、とても真似できないな。
努力はしてみるけど・・・、
と思ったら
こんな本が入ってきました。


社会や学校になじめなかった著者が、何もないかに見えた中から自分の強みを知り、
それを仕事にしたという成功例です。
著者は45才。
軽やかに『そのままの自分のままでできることがあるよ、一日30分で』と語りかけてくれます。
いろんな世代のいいとこどりで、
この人生、豊かにしていきましょう!!
 

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来年、娘が成人式を迎えるにあたり、

先日、前撮りに行ってきました。

『前撮り』というワードは、よく先輩のママ友が話していました。

大変だった、とか、どうとかこうとか、かなり話が盛り上がっていましたが、

なにせ母親というものは、リアルタイムに興味のない話は、

そんなに熱心に聞かないものですよね。

はいはい、わかりました、皆さんが熱血して話していた理由が!!

今や、成人式は、着物選びから前撮り、当日の成人式、そしてその後のパーティーまで、

たいっへんな一大行事、なんですね。

娘が高2くらいからダイレクトメールが来始めました。

娘は楽しそうにカタログを見ていましたが、何せ、部活もある、受験もあるで、

それどころじゃない。

受験が終わって初めて実際に見に行きました。

今の時代、新しい着物を買う必要なんかまったくないだろうと思っていました。

私のものか、主人の妹のものを着ればいい、と思っていました。

私の振袖は白。

義妹のものは青。

娘が着たい色は、赤。

ましてや私のものでは七分袖になる。

はい、だめー。

じゃあ、レンタルで、ということになりました。

ところがうちの娘、中高バレーをしていたせいか、

腕が長いんです。

とても長い。

レンタルのものでは、またまた七分袖になってしまいます。

じゃあ、買う?

そこから長い長い、振袖選びが始まりました。

私は、近所の老舗呉服店で、レンタルと変わらないくらいの価格のものを、

購入したいと考えていました。

ところが、娘は、気に入りません。

『なんなの、あの上から目線は?

どうして、お店の人がみんな決めて、

私に選ばせてくれないの?』

確かに、老舗呉服店ではこう言われました。

『成人式の振袖は、コスチュームじゃないのです。しきたりがあります』と。

だけど、高2からカタログを見ていた娘には、

『しきたり』で選ばれた着方なんか、興味なしです。

ラインストーン付きの半襟、きらきらした帯締め、そういうものを着てみたいのです。

呉服店の行けるところはすべて行きつくし、

展示会でさんざん試着をし、

最後に娘は、レンタル専門店での購入という形に落ち着きました。

やっと好きな赤色に出会い、

よりどりみどりの小物から、娘は自分の好きなものをチョイスしました。

私は母に言われたものです。

『貸衣装屋さんで買うのか』と。

私もそう思いました。

しかし、何よりそこは、感じが良かったのです。

娘の好みを理解してくれ、

根気よく、親身になって相談に乗ってくれました。

たくさんの色の中から好きなものに出会って

しっかりと選べた娘の気持ちを尊重しようと思いました。

だって、娘はこれからこんな風に、

自分の好きなものを

選びとって生きていくんですから。

そして、前撮りの時には、祖父母も夫も親戚みんなも、

『似合ってる』

と言ってくれました。

私は、娘の言うとおりにして良かった、と思いました。

ところで、何が大変だったって、

『ママも着物を着てよ』と言われたからです。

ならば、と私の母も着物を着ることになり、

祖父母と家族全員で

写真を撮ることになったのです。

内心私は

(面倒)

と思いました。

最近、太ってしまいましたし・・・。

でもその時、天使がこうささやいてくれました。

(子どもが二人とも成人して、みんな元気で、あなたも二十六年、
ママやってきたんじゃない。その証明写真だと思ってごらんよ)

なるほど・・・。

私は面倒という名の悪魔を倒し、

娘の七五三以来の十三年ぶりに着物を着ました。

(お相撲さんみたい。あるいは大御所演歌歌手笑)

と思いました。

だけど、良い証明写真が撮れました。

みんなで撮ろうと言ってくれた娘に、感謝でした。









 
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親友から久しぶりのラインがきたと思ったら、
難しい病気に罹ってしまって、これから治療が始まるんだ、という報告でした。
彼女は本当に 普通の人の、三人分くらい元気な人だから、
ああ、こういう人には病気も寄っていかないんだと思っていました。
『体を酷使しすぎたかしら。50過ぎたらガタがきたのね。しっかり治すわ』
そう言って、とても前向きです。
前向きな人は、病気になっても前向きです。
ネガティブワードは一個も発しません。
私はてっきりすべての仕事を一旦は休んで治療をするのかと思っていました。
しかし、一か月、海外渡航関係の仕事だけを休み、日本でしている仕事は普通にするそう。
『私にとってそれだけで、じゅうぶん休んでいるのよ』
すごい人・・・。
何もできない、何をしてあげたら、何を言ってあげたら、
苦しいだろうに、悲しいだろうに、電話をする?
会いに行く?
いや、今はそっとして、りんごでも送ったらどう?
いや、ミカンの方がいいかしら・・・。
そんなことを考えていたら、
はい、来ました、久しぶりの激しい頭痛・・・。
ここ最近なかったのに・・・。
これは本当に困りますよね。
頭も、目も、顔も、全部痛い。

OH MY GOD!

仕事はいつもどおりに行きました。
でも、プールは休もうと思ったのですが、
私はあまのじゃくですから、
休むと頭痛が喜ぶ気がしたのです。
プールに突入しました。
行きました。
不思議に水の中では頭痛はおさまりました。
しかし、車に戻ると、がんがん。

家に帰っていつものお楽しみのビールも飲む気がしない。

『私は、水分が不足しているの。白湯とか、麦茶とか、二リットルくらい、飲んでよ』

体がそう言いました。

あ、そうか。
最近、土日にイベントがあったりして、水分が不足していた。
じっと動かないことが多く、血流もよどんでいた。
そして、親友のメール。
心身ともにからからだった・・・。

それからは水分祭りですよ。
白湯、麦茶、白湯、麦茶。

二リットル近く飲んで、頭痛もおさまってきました。

更年期に水分不足は厳禁です。
親友には、みかんを送ることにしました。
なんたって、乾燥してきて、のどが渇きますから。
季節の変わり目、お体ご自愛くださいませ。




 
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昨日出会ったのはこんな本です。



 明治大学の齋藤先生の本は、どれも読みやすく、温かいし、情熱にあふれた内容が多く、ためになります。
この本は学生に向けた講義をまとめたとあって、いつもの本と少し感じが違うかもしれません。
できるキレキレの上司みたいです。
今風でないところに、見た目ソフトな物腰の先生の実力、本質が見え隠れします。
そうか、こんな風に生活されているから、息を吸って吐くように本を出されたり、
たくさんのお仕事をこなすことができるのだ、と思いました。

ストップウオッチを使って自分を追い込み、早く行動する。
五秒で結論を出す。
できません、知りません、なんて一生言わない。

そして、一番なるほどと思った箇所は、
『ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)』ではなくて、
『テン・シュ・カク(テンション・修正・確認力)』というところです。
テンションを高く保ち、同じミスをしない、メールなど記録に残る方法で上司やクライアントに確認を取る。
社会人力という本ですが、
家庭を守る主婦にも、十分ためになるお話が満載の本でした。

テンションあげて、修正して、確認を取っていく。
それだけで、今日も一日、楽しくなりそうです。

でも、齋藤先生、こんな本も書かれています。


 このお話は
またの機会に!!

 
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