50女の純度高いやつ

結婚32年目の、50女の日常です。 純度だけは高くありたいです。 更年期対策・夫対策・子育てのこと、 本と自分史のことも綴ります。

2018年09月

精神科医の樺沢紫苑氏が書いた『アウトプット大全』という本を読みました。

『目の前の現実を変えたいなら、どんどん話そう、書こう、行動しよう』

『インプットには必ずアウトプットをセットにしよう』
などと、短いフレーズでとてもわかり易く、すぐに試してみようと思えるアイデアが満載でした。

インプットしたことを、話す、書く、行動に移すというアウトプットによって、何が変わるのでしょうか。
著者は、『人生が楽しく豊かになり、成功をおさめられる』と書いています。
それは、
①アウトプットで記憶に残る
②アウトプットは行動
③行動が変わると現実が変わっていく
④インプット、アウトプットのフィードバックを繰り返すことで確実に自己成長につながる。
⑤ポジティブなアウトプットは人から評価され、楽しくなる。
⑥結果が出る
というメリットがあるから、だそうです。

受験勉強も暗記ばかりでなく、他人に教えたりすることで定着するといいますが、
普段の生活においても、それが自己成長につながるとは、大きな発見でした。


ブログを始めて二か月が経ちましたが、

楽しんで続けていきたいと思いました。
また、誰にも読まれない紙の日記も、もちろん多くのメリットがあるとこの本には書かれていました。

『ストレス発散、幸福度アップ、楽しいことの発見、自己洞察力・ストレス耐性向上』などの効果があるそうです。


たとえばたまの休日、独りでいるのは楽ですし、人と会うのが億劫な時もありますが、
あえて、人に会って、アウトプット大会をしようと思いました。




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「うちってほんとうに夫婦でデートとかしないよね。友達の両親って旅行とか行っているらしいよ。
パパとママもデートくらい行ってほしいな。明日、二人で出かけてきなよ」
今年の私の52才の誕生日の前日のことでした。
大学生の娘にそう言われました。
100%ありえない、と思いました。
夫も別に、という顔。
(あなたたち子どもがいるから仲良くしているのであって、何が悲しくてパパと二人で出かけなくちゃなんないの。
あのさ、デートしてこいって言うなら、ママ独りで旅行でも行かせてくれない?)
口には出しませんでしたが、これが私の本音でした。
しかし私はあまのじゃくなところがありまして(単純なのかな)
「まあ、どうせ無理だろうけどね、うちは」
娘にそう言われたとたん、
「行くよ」と答えてしまいました。

そして、いつもなら息子か娘が乗る助手席に久しぶりに座って、映画館までドライブ。
あれ・・・。
あれれ・・・。
なんか、楽しいぞ。
楽だぞ・・・。

私はふっと、タイムマシンで昔に還ってしまいました。
子どもがいない場所で二人になるということがあまりないので、
わかりませんでしたが、
いつもパパ、ママを演じていたんだなー、と思いました。

夫というより、友達みたいな気がして、
いつもよりかわいく見えました笑

何の期待も、何の指図も、何の怒りもなくなって
すごく他人っぽく見えました。

夫、お父さん、という役割を持たせることで、
いかに構えて、期待して、指図をして、
つまりはコントロールしようとしているか
はっきりわかりました。

私も妻とか、母親を必死で演じていたのでしょう。
何も気にせず、ぼけーっとシートを倒して
景色を楽しみました。

映画も飛び込みで観たわりに、楽しかったですし、
その後の食事も普通に楽しかった。
何が良いって、
とにかく、楽、その一言。
普段、親を演じるって、けっこう大変な神経遣っているのですよ。

なんだ、浮気なんかしなくても、
たまに二人で出かけたら、
けっこう楽しめるじゃないの。
うちの夫婦もそんなに捨てたものじゃないわよ。

そう思った一日でした。
皆様も100%ありえないと思っている夫とのデートを
試してみてほしいと思います。
100%嫌だった私が言うのですから、
きっと、頭で考えるのではわからない何かが
あるはずです。

ええ、ええ、もちろん、帰宅すればまたいつもの
つまらない夫婦に戻りましたけどね笑

娘のおかげで、意外な発見をした一日でした。

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他人は変えられない。

だけど自分は変えられる。

自分が変われば必ず周囲も変わる。

・・・よく言われるこの言葉の意味が、

私、これまでよくわからなかったのです。

どうして自分が変わると人が変わるのか。

良くなった自分を見て、何か相手が影響を受けて変わってくれるということなのか・・・、

あるいは、自分が変わって気分が良くなると、他人のことなんかどうでも良くなるのか・・・、

そんな風に考えていました。

また、ヨガをしたり、こうしてブログを書いたりして、アウトプットの機会を増やしたりして

とても気分良く過ごしていても、家族の(特に夫)機嫌が悪かったりすると、こっちまで気分が悪くなったり、あるいはご機嫌をとったりして疲れていました。

しかし、ある時、それって共依存だと知りました。


良い妻になろうと我慢をすればするほど、共依存にはまりますし、憎しみと恨みが募るだけです。


『夫に我慢ってしていますか』

この間職場で聞いてみました。

「あんまり考えたことないです。一緒にいる時間が少ないので」・・・30代新婚妻

「絶対にしない。我慢しているのは夫の方」・・・40代女性

「怒らせないように気を遣って我慢して尽くしている」・・・50代女性

「早く死んでくれることを祈りつつ女優になって我慢している」・・・60代女性

こんな感じでした。

みんなけっこう我慢をしているのですね。

最近まで私も、とても我慢をしていました。

スポーツマンで朗らかだった夫も50を過ぎて、なんだか気難しくなってきました。

会社でもいろいろ大変なのでしょう、といろいろと気遣っていました。

しかし、根本的なイライラの種は夫自身の中にあるのであり、私が夫の心の中に入っていって

それをどうこうできませんよね。

それに、我慢をしてご機嫌をとっていると、本当に相手が憎くなってくるという

悪循環にはまるのです。

だから、やめてみました。


もう、本当にどうでもいい。

他人の機嫌なんか、知るか!!

私は私のケアをしなくてはならないのですから・・・。

良い母親、良い妻になろうと、頑張れば頑張る程、

恨みが出てくるのはどうしてなのでしょう。

『もう、そんな時期は終わったよ』というサインでしょうか。

わからないのですが、

本当にもう何かが以前と違うのですよね。

家族が今何を考えているか、ではなくて、

私は今、何をどんな風に感じているのか。

私は今、自分にどんな声をかけてあげているのか。

私は今、何をすべきなのか。

そんな風に、24時間べったりと離れることのできない自分自身のことに

アテンションを向けてみました。

するとどうでしょう。

何かが変わりました。

家の中の空気が自然に、自由に、流れ始めたのです。

夫も子もなんだかいつも機嫌が良い。

あんなに神経を研ぎ澄ませて、良い母親、良い妻をやろうと頑張っていた時には、

ぎすぎすしていたのに。

不思議なこともあるものですよね。


よくこう言いません?

頑張るのをやめたら、うまくいった。

私はこの言葉も半信半疑でした。

さんざん頑張った人が言うのよ、きっと、と・・・。

私は頑張るのをやめたというよりは、

自分に最も影響を与える存在が、実は自分自身なのだ、と気づいたということです。

『我慢』をしている自分が、自分に良い影響を与えるはずがありません。

そりゃ、人間ですから、我慢はします。

ただし、他人の顔色や感情、機嫌までコントロールしようと頑張ったり、我慢をすることは

自分自身に大きな負荷をかけることを知りました。

ここ最近、帯状疱疹や風邪が続いて、はっきりとわかりました。


人間は、
24時間、一生離れられないたった一人の存在がいます。

それは自分自身の心・感情です。

それをいつも快適に、自由で、自然な状態にしておくことが、

自分にとって一番大切なことなんだ、と。

その上で、他人が不機嫌だろうが、怒っていようが、それはその人自身の問題なんだ、ということですよね。

自由に・・・。

自然に・・・。

生きていきたいですね・・・。

 

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健康が怖いだなんて、おかしいですよね。

でも先日、生理に続いて久しぶりに風邪をひき、

健康って怖いぞと思ったことを書きたいと思います。


39
度近い熱を出してしまい、土日の二日間、寝込みました。

娘が医者に連れて行ってくれました。

考えてみたら、そんなこと、初めてのことでちょっと感動しました。

とにかく飲みたいのが果肉入りヨーグルトドリンクとポカリスエットでした。

ところで、水枕って、どうして変なところにしまいこんでしまうのでしょうね。

ちょっと押し入れの奥の方だったので、説明もできず、我慢しましたが、

もう少し出しやすいところに出しておこうかと今回思いましたね。

冷シートや保冷剤を入れるヘアバンドなんかじゃ、つらくて・・・。

水枕って、もう二度と使わない気がするけど、ある時突然、必要になるものですね!


さてさて、うなされて、変な夢を見たりして、汗を何回もかいて、

熱が下がった時・・・、私はふっと夫の言動にかちんときた自分を発見したのです。

ついさっきまで、生命を維持するだけで、精一杯なくらい苦しくて、

『申し訳ないわね』

『まぁ、ありがとうね』

なんて上品なおばあさんみたいに、家族に対して感謝しかなかったのに、

ちょっと正常な感覚が戻ってきたとたんに、

夫に対して嫌な感情を持ちそうになる自分がむくむくと起きてきたのでした。

その時にぎょっとしたのですよね。

何?

正常って何?

健康って何?

元気になるって何?

病気の方がいい人でいられるって何?
 

健康であることを無駄にしてはいけませんね。

元気で鋭敏な神経を何に使うのか。

自分を苦しめる思考に使っているなんて愚かですよね。

善きことに、使おうではありませんか。

私は元気な世界と戻っていく自分に、こんこんと言い聞かせたのでした。

健康って怖いぞ。

何でも考えられて、何でもできて、何でも喋れる。

だからこそ、選ばないと!!

久しぶりの高熱の世界が、教えてくれたことです。

 

 

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閉経で真の女になれるのかも・・・、最近妙に寛大で・・・、などとブログに書いていたのは

先月のこと。

今月四カ月ぶりに生理が来ました。


お久しぶりです
!!

しばらくご無沙汰したんで、ちょっとサービスして大目にしておきますね、

みたいな、長~い生理がやってきました。

四か月も空いたのは初めてでしたので、すっかり閉経かと思っていたら・・・。


閉経にもある月から突然すぱっとなくなる人、だらだらだらだらたまに来る人と、二通りあるみたいですね。

しかし、四か月ぶりの生理には、うろたえました。

久しぶりの頭痛、腹痛、エネルギーが枯渇する感じ・・・。

なにこれ、こんなこと、毎月よく耐えていたなぁ、としみじみ思いました。

女って大変だなぁって。

二日連続でレバニラ炒めを食べに行きました。

もう理屈じゃないんですよね。

生理が来たら、レバニラ食べなきゃ。

そんな感じでした。

嵐のような生理を中心として、一か月の体調の波があるのが、生理のある状態だったと

思い出しました。

逆に、四か月の閉経体験をして、閉経後の生活が楽しみにもなりました。

安定した体力と精神を維持して、また子どもに還って、思い切り何かをする季節なんだな、と。

そんな季節を楽しみに、せいぜい体力を維持したいものです。


先日、赤ちゃんを抱っこした、お腹の大きな若いママを見て、

しばらく立ち止まってしまいました。

年子でしょうね。

女盛りというのでしょうか。

生理なんか当たり前。

子を産み育て、ご主人と愛し合い、またお腹が大きくなって・・・。

若いママたちは確かに、生命力にあふれていることでしょうが、

『お体、お大事に。疲れたら、休めるといいですね・・・』

若かった頃、乳飲み子を抱えて、なんでこんなにイライラするんだろ、なんて思っていたけれど・・・
女って大変。
生理もお産も子育ても大変。
疲れて当たり前。
そう思いました。 

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